ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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MariaDB ODBC Driver 相談したいMariaDB ODBC Driver で、ODBC 接続をサポートするあらゆるツール・アプリケーションからMariaDB にデータ連携が可能になります。
標準ODBC Driver インターフェースでMariaDB データを仮想化してどこからでもアクセス可能に。
CData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
UiPath は高機能なRPA(Robotic Process Automation)製品です。UiPath Studio を使うことで、RPA プログラムをノーコードで開発できます。CData ODBC Driver を使えば、コーディングなしでUiPath からMariaDB への接続を作成し、連携フローに組み込めます。CData ODBC Driver は、UiPath からODBC Driver に対して発行されたSQL をMariaDB へのリアルタイムリクエストに変換し、レスポンスをテーブルデータとして取得します。
この記事では、UiPath Studio を使ってMariaDB に連携するRPA プログラムを作成します。
データベース接続用アクティビティを利用してCData ODBC Driver for MariaDB に接続し、MariaDB のOrders データを取得するSQL を実行。取得したデータをCSV 書き込みアクティビティを利用して、CSV 出力するRPA プロジェクトを作成します(以下は完成したフローチャート)。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMariaDB の接続を設定、2.UiPath 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからMariaDB ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
インストール後、ODBC DSN MariaDB で接続プロパティを設定します。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および設定できます。
接続には、MariaDB サーバーのServer およびPort プロパティを設定します。IntegratedSecurity をFALSE に設定する場合、User およびPassword プロパティが必要になります。Database は設定すればデータベースの指定が可能です。設定しない場合には全データベースが使えます。
これで、UiPath Studio にMariaDB データを接続する準備は完了です。では、実際にプロジェクトを作成していきましょう。
データベース関連のアクティビティが追加できたので、次にMariaDB への接続を設定してデータを取り出すための、「クエリを実行」アクティビティを追加します。
"SELECT * FROM Orders;"
最後に、出力したデータをCSV に書き込むためのアクティビティを作成します。アクティビティの設定画面から以下の項目を指定してください。
あとは各アクティビティを紐付ければ、MariaDB データを出力するRPA プロジェクトの作成は完了です。
リボンから「実行」を選択してクリックすると、フローが実行されます。無事、MariaDB データを持ったCSV ファイルが作成されていました!もちろん取得したデータは、CSV 作成以外にもさまざまなフローに組み込んで使用できます。
このようにCData ODBC ドライバを利用して、簡単にUiPath Studio でMariaDB に連携するフローを作成することができました。CData ではMariaDB 以外にも270種類以上のデータソース向けのドライバーを提供しています。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。