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Microsoft Teams ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからMicrosoft Teams にデータ連携。

Microsoft Teams データにデータベースと同感覚でアクセスして、Microsoft Teams のGroups、Teams、Channels、Messages データに使い慣れたODBC インターフェースで双方向連携。

PolyBase で外部データソースとしてMicrosoft Teams を連携利用

CData ODBC ドライバとSQL Server 2019 のPolyBase を使って、リアルタイムMicrosoft Teams に外部データソースとしてアクセス。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-04-21
msteams ロゴ

CData

odbc ロゴ画像
SQL Server PolyBase ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

SQL Server のPolyBase は、データベーステーブルをクエリするTransact-SQL 構文を使って、外部データにクエリする仕組みです。 CData ODBC Driver for MSTeams を組み合わせて使うことで、SQL Server データと同じようにMicrosoft Teams へのアクセスが可能です。 本記事では、外部データソースと外部テーブルの作成から、T-SQL クエリを使ってリアルタイムMicrosoft Teams データへ接続を認可するところまで説明します。

CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、PolyBase でリアルタイムMicrosoft Teams データを送受信するための圧倒的なパフォーマンスを提供します。SQL Server からMicrosoft Teams に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をMicrosoft Teams に直接プッシュダウンし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作) をクライアント側で処理します。また、PolyBase を使用することで、単一のクエリを使用して分散ソースからデータをプルし、SQL Server データをMicrosoft Teams と結合することもできます。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Microsoft Teams をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにMicrosoft Teams データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMicrosoft Teams の接続を設定、2.PolyBase 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとMicrosoft Teams への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからMSTeams ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。PolyBase を使用してSQL Server に外部データソースを作成するには、System DSN を構成します。(CData Microsoft Teams Sys は自動的に作成されます。)

組込みOAuth 接続でMS Teams にアクセス可能です。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。詳細はヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

[接続のテスト]をクリックして、DSN がMicrosoft Teams に正しく接続できているかを確認します。[テーブル]タブに移動し、Microsoft Teams のテーブル定義を確認します。

Microsoft Teams データの外部データソースを作成

接続を構成したのち、外部データソースのマスター暗号化キーと資格情報データベースを作成する必要があります。

マスター暗号化キーの作成

以下のSQL コマンドを実行して新しいマスターキー[ENCRYPTION]を作成し、外部データソースの資格情報を暗号化します。

CREATE MASTER KEY ENCRYPTION BY PASSWORD = 'password';

資格情報データベースの作成

以下のSQL コマンドを実行してMicrosoft Teams に接続されている外部データソースの資格情報を作成します。

Note:Microsoft Teams は認証にUser やPassword を必要としないため、IDENTITY とSECRET に任意の値を使用できます。

CREATE DATABASE SCOPED CREDENTIAL msteams_creds
WITH IDENTITY = 'username', SECRET = 'password';

Microsoft Teams の外部データソースを作成

以下のSQL コマンドを実行し、以前作成したDSN と資格情報を使用して、PolyBase でMicrosoft Teams の外部データソースを作成します。

Microsoft Teams の場合、SERVERNAME を[localhost]または[127.0.0.1]に設定し、PORT を空のままにします。PUSHDOWN は、デフォルトでON に設定されているため、ODBC Driver は、サーバー側の処理を利用して複雑なクエリを実行できます。

CREATE EXTERNAL DATA SOURCE cdata_msteams_source
WITH ( 
  LOCATION = 'odbc://SERVERNAME[:PORT]',
  CONNECTION_OPTIONS = 'DSN=CData Microsoft Teams Sys',
  -- PUSHDOWN = ON | OFF,
  CREDENTIAL = msteams_creds
);

Microsoft Teams の外部テーブルを作成

外部データソースを作成したら、CREATE EXTERNAL TABLE ステートメントを使用してSQL Server インスタンスからMicrosoft Teams にリンクします。テーブルカラムの定義は、CData ODBC Driver for MSTeams によって公開されているものと一致しなければなりません。DSN Configuration Wizard の[テーブル]タブを参照し、テーブルの定義を確認できます。

Table definition in the DSN Configuration Wizard (Salesforce is shown)

CREATE TABLE ステートメントのサンプル

以下は、Microsoft Teams Teams に基づいて外部テーブルを作成するステートメントの一例です。

CREATE EXTERNAL TABLE Teams(
  subject [nvarchar](255) NULL,
  location_displayName [nvarchar](255) NULL,
  ...
) WITH ( 
  LOCATION='Teams',
  DATA_SOURCE=cdata_msteams_source
);

SQL Server インスタンスでMicrosoft Teams の外部テーブルを作成すると、ローカルデータとリモートデータを同時にクエリできるようになります。CData ODBC Driver に組み込まれているクエリ処理により、可能な限り多くのクエリ処理がMicrosoft Teams にプッシュされることで、ローカルのリソースと計算リソースが解放されます。ODBC Driver for MSTeams の30日間無料トライアルをダウンロードし、SQL Server データでリアルタイムMicrosoft Teams データを使い始めましょう。

Microsoft Teams からPolyBase へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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