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NetSuite ODBC Driver

NetSuite ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなNetSuite データに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにNetSuite にアクセスし、潜在顧客、連絡先、営業案件、アカウントなどの読み、書き、更新を実行できます。

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PowerShell からNetSuite データをレプリケーション


NetSuite をクエリするための簡単なPowerShell スクリプトを記述します。ライブデータへの接続を使用してNetSuite データをSQL Server にレプリケーション(複製)。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト



CData ODBC Driver for NetSuite は、Microsoft のビルトインODBC サポートを使用して、追加設定なしで連携を可能にします。ODBC ドライバーは、PowerShell から実際のNetSuite データへの連携を即座に実現します。

PowerShell に組み込まれている.NET Framework Provider for ODBC を使用して、NetSuite を他のデータベースに複製するなどの統合タスクを素早く自動化できます。この記事では、NetSuite をSQL Server に5 行のコードで複製する方法を説明します。

PowerShell コードを記述し、create、read、update、delete (CRUD) 操作を実行することも可能です。以下の例を参照してください。

ODBC Data Source for NetSuite の作成

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。

Authentication セクションで、User、Password プロパティを設定します。AccountId に企業アカウントのID を入力します。 オプションでRoleId を指定してログインユーザーの権限を制限することができます。

詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

NetSuite への接続

以下のコードは、DSN を使用してPowerShell でデータソースへの接続を初期化する方法を説明します。

$conn = New-Object System.Data.Odbc.OdbcConnection $conn.ConnectionString = "DSN=CData NetSuite Source x64"

NetSuite データをSQL Serverにバックアップ

キャッシュを有効にした後、以下のコードを使用して、データをSQL Server に複製できます。

次の接続プロパティを設定し、キャッシュデータベースを構成します。

  • CacheProvider:ADO.NET プロバイダの名前です。これは、ご使用のバージョンの.NET のMachine.config にあります。例として、SQL Server を構成するにはSystem.Data.SqlClient と入力します。

  • CacheConnection:データベースの接続に必要なプロパティの接続文字列です。以下はSQL Server の一例です。

    Server=localhost;Database=RSB;User Id=sqltest;Password=sqltest;

この例のSQL クエリを使用して、スキーマを含むキャッシュされたテーブル全体を更新できます。既存のキャッシュはすべて削除されます。

$conn.Open() # Create and execute the SQL Query $SQL = "CACHE DROP EXISTING SELECT * FROM " + $SalesOrder $cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand($sql,$conn) $count = $cmd.ExecuteNonQuery() $conn.Close()

ドライバーを使用すると、キャッシュ機能を完全に制御できます。その他のキャッシュコマンドと使用例については、ヘルプドキュメントを参照してください。他のデータベースに複製する手順についても、ヘルプドキュメントを参照してください。

その他の操作

PowerShell でNetSuite を取得するには、OdbcDataAdapter メソッドのFill メソッドを呼び出します。データ操作コマンドを実行するには、OdbcCommand オブジェクトを初期化してからExecuteNonQuery を呼び出します。以下は、.NET Framework Provider for ODBC を介した、NetSuite へのCRUD コマンドの例です。

NetSuite データの取得

$sql="SELECT CustomerName, SalesOrderTotal from SalesOrder" $da= New-Object System.Data.Odbc.OdbcDataAdapter($sql, $conn) $dt= New-Object System.Data.DataTable $da.Fill($dt) $dt.Rows | foreach { $dt.Columns | foreach ($col in dt{ Write-Host $1[$_] } }

NetSuite データの更新

$cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand("UPDATE SalesOrder SET Class_Name='Furniture : Office' WHERE InternalId = @myInternalId", $conn) $cmd.Parameters.Add(new System.Data.Odbc.OdbcParameter("myInternalId","001d000000YBRseAAH") $cmd.ExecuteNonQuery()

NetSuite データの挿入

$cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand("INSERT INTO SalesOrder SET Class_Name='Furniture : Office' WHERE InternalId = @myInternalId", $conn) $cmd.Parameters.Add(new System.Data.Odbc.OdbcParameter("myInternalId","001d000000YBRseAAH") $cmd.ExecuteNonQuery()

NetSuite データの削除

$cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand("DELETE FROM SalesOrder WHERE InternalId = @myid", $conn) $cmd.Parameters.Add(new System.Data.Odbc.OdbcParameter("myInternalId","001d000000YBRseAAH") $cmd.ExecuteNonQuery()