データ連携ツールのCloverETL のビジュアルワークフローでOData データ連携を作成。
CData JDBC Driver for OData は、CloverETL からOData へのcreate, read, update, and delete (CRUD) commands 処理を実現します。本記事では、CloverETL でJDBC Driver を使い、OData をシンプルなCSV ファイルに変換します。
JDBC Data Source でOData に接続
- OData データへの連携を作成します。CloverETL の新しいgraph で、Outline ペインのConnections ノードを右クリックして、Create Connection をクリックします。Database Connection ウィザードが表示されます。
- +アイコンをクリックして、.jar ファイルをロードします。インストールディレクトリのlib フォルダの cdata.jdbc.odata.jar ファイルを選択します。
- JDBC URL を入力します。一般的な接続文字列は:
jdbc:odata:URL=http://services.odata.org/V4/Northwind/Northwind.svc;UseIdUrl=True;OData Version=4.0;Data Format=ATOM;
OData ソースへの接続には、OData サーバーのルートURI もしくはOData サービスのファイルをURL に指定します。Authentication セクションでは、User およびPassword を設定します。

DBInputTable コンポーネントで、OData データをクエリ
- DBInputTable をReaders セクションからドラッグし、ジョブフローに置きます。ダブルクリックして、設定エディタを開きます。
- DB コネクションプロパティで、OData JDBC をドロップダウンから選択します。
- SQL クエリを入力します。例:
SELECT * FROM Orders
UniversalDataWriter でQuery のOutput を記述
- Writer セクションからUniversalDataWriter をドラッグして、ジョブフローに置きます。
- UniversalDataWriter をダブルクリックして、設定エディタを開き、ファイルURL を足します。
- DBInputTable をダブルクリックして、Extract Metadata をクリックします。
- DBInputTable のOutput ポートをUniversalDataWriter に接続します。
- UniversalDataWriter のSelect Metadata メニューでOrders テーブルを選択します。(UniversalDataWriter のInput ポートを右クリックしてメニューを開くことも可能です。)
- Run をクリックして、ファイルの書き込みを実行します。
