ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →杉本和也
リードエンジニア
IBM Watson® を搭載したCognos Analytics では、データのクリーニングと連携、さらに可視化を行うことができます。CData Connect Server と組み合わせると、クラウドデータとCognos Analytics を即座にリアルタイムで接続し、データ管理、視覚化、分析などを行うことができます。 この記事では、CData Connect Server でOracle Financials Cloud に接続し、さらにCognos Analytics でOracle Financials Cloud データを分析する方法を紹介します。
NOTE:この手順を実行するにはCognos Analytics 11.2.4 以降が必要です。
CData Connect Server は、Oracle Financials Cloud にクラウドベースのインターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなくCognos でのOracle Financials Cloud データの分析を実現します。 CData Connect Server は最適化されたデータ処理により、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をOracle Financials Cloud に直接発行し、サーバー側の処理を利用して要求されたOracle Financials Cloud データを高速で返します。
NOTE:Azure Data Factory からCData Connect Server に接続するには、利用するCData Connect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL(myConnectInstance.cdata.com など)での接続が可能な状態にしてください。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、Azure Data Factory はCData Connect Server に接続することができません。
CData Connect Server は、シンプルなポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、データを取得します。まずは、右側のサイドバーのリンクからConnect Server をインストールしてください。
Oracle ERP への認証には、以下を設定する必要があります。
仮想データベースが作成されたら、Cognos Analytics を含むお好みのクライアントからOracle Financials Cloud に接続できるようになります。
以下のステップでは、Cognos Analytics からCData Connect Server に接続してリアルタイムOracle Financials Cloud データを分析する方法を説明します。
jdbc:connect://AuthScheme=Basic;
これでCognos Analytics でOracle Financials Cloud データを分析し可視化する準備が整いました。Cognos Analytics の使用について、詳しくはIBM Cognos Analytics のドキュメントを参照してください。
Cognos Analytics からリアルタイムOracle Financials Cloud データに直接クラウド間接続ができるようになりました。これで、Oracle Financials Cloud を複製することなく新しい可視化やレポートなどを作成できます。
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