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古川えりか
コンテンツスペシャリスト
JDBC Driver
CData JDBC Driver for OracleERP はJDBC 標準をサポートするビジネスインテリジェンスおよびデータマイニングツールからライブOracle Financials Cloud に接続することを可能にします。この記事では、Oracle Financials Cloud をSpagoBI Studio のレポートに統合し、SpagoBI サーバーでホストする方法を説明します。
以下のステップに従ってSpagoBI サーバーでJDBC data source for OracleERP を作成します。
Oracle Financials Cloud ドライバーリソースをコンテクストに追加します。以下のリソース定義をserver.xml の[GlobalNamingResources]要素に追加できます。
<Resource name="jdbc/oracleerp" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverclassname="cdata.jdbc.oracleerp.OracleERPDriver" factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" maxactive="20" maxidle="10" maxwait="-1"/>
<ResourceLink global="jdbc/oracleerp" name="jdbc/oracleerp" type="javax.sql.DataSource"/>
SpagoBI サーバーのリソースにドライバーを追加した後、データソースを追加します。SpagoBIで[Resources]->[Data Source]->[Add]と進み、以下の情報を入力します。
Oracle ERP への認証には、以下を設定する必要があります。
JDBC URL の構成については、Oracle Financials Cloud JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.oracleerp.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:oracleerp:Url=https://abc.oraclecloud.com;User=user;Password=password;
以下のステップに従い、SpagoBI StudioでOracle Financials Cloud に基づいたレポートを作成します。SQL クエリの結果をチャートに挿入するデータセットを作成します。次のセクションでは、このレポートをSpagoBI サーバーでホストします。
初めに、SpagoBI Studio のレポートからOracle Financials Cloud に接続してください。
jdbc:oracleerp:Url=https://abc.oraclecloud.com;User=user;Password=password;
必要な接続プロパティを取得するためのガイドについては、ドライバーヘルプの[Getting Started]チャプターを見てください。
Oracle Financials Cloud に接続した後、SQL クエリの結果を含むデータセットを作成します。
SELECT InvoiceId, Amount FROM Invoices WHERE Supplier = 'CData Software'
データセットを使用して、レポートオブジェクトにデータを入力できます。以下のステップに従って、チャートを作成します。
以下のステップに従って、SpagoBI サーバーでライブOracle Financials Cloud に基づいてドキュメントをホストできます。前のセクションで作成したレポートをテンプレートとして使用します。レポートユーザーがライブデータにアクセスできるようにするには、サーバー上のOracle Financials Cloud JDBC データソースに置き換えられるプレースホルダパラメータを作成します。
[Property Binding]ノードで、JDBC Driver のURL バインディングプロパティurl パラメータに設定します。プロパティのボックスをクリックします。[Category]セクションで[Report Parameters]を選択します。[Subcategory]セクションで[All]を選択し、パラメータをダブルクリックします。
JavaScript構文に以下のように入力することもできます。
params["url"].value
続いて、SpagoBI サーバーでレポート用の新しいドキュメントを作成します。
[Template]セクションで、[Choose File]をクリックします。レポートプロジェクトを含むフォルダに移動します。.rptdesign ファイルを選択します。
Noteプロジェクトへのパスは、プロジェクトプロパティで確認できます。
サーバーでレポートを実行すると、プレースホルダurl パラメータがサーバーで定義されたJDBC URL に置き換えられます。