こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Driver for Ponparemall を使って、BI・ビジュアライズツールのTableau からPonparemall データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、CData JDBC Driver for Ponparemall を使います。JDBC は、Windows 版のTabelau でもMac 版のTableau でも同じように利用できます。
Tabelau からPonparemall データへの接続を確立
Tableau での操作の前に.jar ファイルを以下のパスに格納します:
- Windows: C:\Program Files\Tableau\Drivers
- MacOS: ~/Library/Tableau/Drivers
.jar ファイルを配置したら、Ponparemall への接続を設定します。
- Tableau を開きます。
- [データ]->[新しいデータソース]を開きます。
- [その他のデータベース(JDBC)]をクリックします。
- URL にJDBC 接続文字列を入力します。
Ponparemall
に接続するには、ShopUrl、InventoryUserId、InventoryPassword、OrderUserId、OrderPassword、PaymentUserId、およびPaymentPassword
が必要です。
Ponparemall へのアクセスの設定
Ponparemall には各API のId とPassword が必要です。取得するには、以下の手順に従ってください。
- Ponparemall Manager にログインし、メニューの「各種申請」の「WebAPI利用申請」をクリックします。
- Web API メニューの「WebAPIサービス利用申請」をクリックし、利用申請を行います。
- 後日、Ponparemall から必要なId とPassword が送られてきます。
Ponparemall アカウントの認証
次の接続プロパティを設定して接続します。
- ShopUrl:接続先のPonparemall Shop URL
を設定。「http://storetst4.ponparemall.com/sample/」に含まれる「sample」の部分を入力します。
- InventoryUserId:「在庫API」のユーザID を設定。このプロパティは、Inventory テーブルにアクセスする場合に必要です。
- InventoryPassword:「在庫API」のパスワードを設定。このプロパティは、Inventory テーブルにアクセスする場合に必要です。
- OrderUserId:「受注API」のユーザID を設定。このプロパティは、Orders テーブルにアクセスする場合に必要です。
- OrderPassword:「受注API」のパスワードを設定。このプロパティは、Orders テーブルにアクセスする場合に必要です。
- PaymentUserId:「決済API」のユーザID を設定。このプロパティは、Payments テーブルにアクセスする場合に必要です。
- PaymentPassword:「決済API」のパスワードを設定。このプロパティは、Payments テーブルにアクセスする場合に必要です。
JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う
JDBC 接続文字列を作るには、Ponparemall JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。
Windows:
java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Ponparemall 2019\lib\cdata.jdbc.ponparemall.jar'
MacOS:
java -jar cdata.jdbc.ponparemall.jar
接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URLを設定する際には、Max Rows プロパティを設定することをお勧めします。これにより取得される行数が制限され、パフォーマンスを向上させます。
デザイナーで生成されるJDBC URL のサンプル:
jdbc:ponparemall:InventoryUserId=Inventory UserId;InventoryPassword=Invetory Password;
- 方言:SQL92
- サインインをクリックします。
- 接続エラーの場合には、Java がダウンロードされていない場合、Java が64bit マシン用ではなく32bit 用である、などの場合がありますので確認をお願いします。
スキーマ検出とデータのクエリ
- [データベース]のドロップダウンで、CData を選択します。
- [スキーマ]で、[CData]を選択します。
- テーブルをJOIN エリアにドラッグします。複数のテーブルを選択することも可能です。
- [今すぐ更新]か[自動更新]を選択します。[今すぐ更新]では、はじめの1000行のデータをプレビューで取得します(もしくは表示行を指定するボックスに取得する行数を指定可能
)。[自動更新]では、自動的にデータを取得してプレビューに表示します。
- [接続]メニューでは、[ライブ]もしくは[抽出]を選択します。常にリアルタイムデータを扱いたい場合には、[ライブ]を選択します。
- ワークシートのタブを開きます。CData Driver は、カラム情報やデータ型情報を自動的に検出するので、取得したPonparemall データのカラムはディメンションとメジャーに分けてリスト表示されます。
- デイメンションやメジャーを列・行のフィールドにドロップして、ビジュアライズを作成します。
CData JDBC Driver for Ponparemall をTabelau で使うことで、ノーコードでPonparemall データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。