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QuickBooks Online ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからQuickBooks Online のリアルタイムデータに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにQuickBooks Online データにアクセスし、顧客、トランザクション、請求書、販売レシートなどの読み、書き、更新を実行できます。
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
CData ODBC Driver for QuickBooksOnline は、ODBC 標準をサポートし、ライブQuickBooks Online データとビジュアルフォームデザイナおよびDelphi の他のラピッド開発ツールとの統合を可能にします。ODBC ドライバーは、データベース開発用のシングルAPI を提供することにより、Delphi のような単一のコードベースを共有するアプリケーションのデータアクセス戦略を簡素化します。この記事では、QuickBooks Online に接続してシンプルなVisual Component Library (VCL) アプリケーションおよびDelphi コードからデータをクエリする方法を説明します。
未指定の場合は、初めにODBC DSN (data source name) で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。
QuickBooks Online への接続にはOAuth 認証標準を使います。Embedded Credentials を使用すると、接続プロパティを設定せずに接続できます。接続すると、本製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えるだけです。本製品がOAuth プロセスを完了します。
詳細はヘルプドキュメントを参照してください。
以下のステップに従ってData Explorer を使用し、QuickBooks Online へのFireDAC 接続を作成できます。
以下のステップに従って、クエリの結果をグリッドに表示するシンプルなVCL アプリケーションからQuickBooks Online のクエリの実行を開始します。
TFDConnection コンポーネントフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
TFDQuery コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
SQL:[SQL]プロパティ内のボタンをクリックし、クエリを入力します。例:
SELECT DisplayName, Balance FROM Customers
TDataSource コンポーネントをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
TDBGrid コントロールをフォームにドロップし、以下のプロパティを設定します。
TFDConnection およびTFQuery コンポーネントを使用してQuickBooks Online へのクエリを実行できます。このセクションでは、TFQuery コンポーネントを使用してクエリを実行するQuickBooks Online 固有の例を示します。
データソースに接続するには、TFDConnection コンポーネントの[Connected]プロパティをtrue に設定します。コードでも同じプロパティを設定できます。
FDConnection1.ConnectionDefName := 'myqbonline';
FDConnection1.Connected := true;
パラメータ化されたリソースはパフォーマンスを向上させることができます。ステートメントの準備は、システムリソースと時間の面でコストがかかります。ステートメントの準備中、接続がアクティブで開いている必要があるためです。FireDACはデフォルトで、同じクエリが何度もリコンパイルされないようにクエリを準備します。ステートメントの準備を無効にするには、ResourceOptions.DirectExecute を[True]に設定します。クエリを一回だけ実行する必要がある場合などに設定します。
select クエリなど、結果セットを返すクエリを実行するには、Open メソッドを使用します。Open メソッドは、クエリを実行して結果セットを返し、それを開きます。クエリが結果セットを生成しない場合、Open メソッドはエラーを返します。
FDQuery1.Open('select * from Customers where FullyQualifiedName = :FullyQualifiedName',['Cook, Brian']);
delete のような結果セットを返さないクエリを実行するには、ExecSQL メソッドを使用します。クエリが結果セットを返す場合、ExecSQL メソッドはエラーを返します。影響を受ける行の数を取得するには、[TFD.RowsAffected]プロパティを使用します。
FDQuery1.ExecSQL('delete from Customers where Id= :myId',['x12345']);
i := FDQuery1.RowsAffected;