製品をチェック

QuickBooks POS Data Provider の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

QuickBooks POS アイコン QuickBooks POS ADO.NET Provider 相談したい

QuickBooks Point of Sale への完全な読み書きアクセスにより、任意の.NET アプリケーションから検索(顧客、トランザクション、請求書、販売レシートなど)、アイテムの更新、顧客の編集などを実行できます。

Blazor でQuickBooks POS データにリアルタイムで連携するアプリを構築

ASP.NET Core Blazor C# でQuickBooks POS にSQL でクエリ。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2021-11-03
qbpos ロゴ

CData

ado ロゴ画像
Blazor ロゴ

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

Blazor は、.NET を使って対話型のクライアント側Web UI を構築するためのフレームワークです。JavaScript の代わりにC# を使って、UI を作れるところが魅力です。また、既存の.NET ライブラリや.NET エコシステムを使うことができる利点があります。

CData ADO.NET Provider for QuickBooksPOS は、LINQ やEntity Framework などの標準のADO.NET インターフェースを使ってQuickBooks POS を操作可能にします。Blazor が.NET Core 対応をしているため、Server Side Blazor からADO.NET Provider を使うことができます。この記事では、Server Side Blazor からQuickBooks POS に接続して直接SQL クエリを実行する方法を説明します。

Blazor はADO.NET Provider の利用が可能

CData ADO.NET Provider for QuickBooksPOS のインストール

CData ADO.NET Provider は、通常であればRDB に接続するフレームワークである ADO.NET DataAdapter やLinqToSQL(もしくはDapper などのORM を挟んでもいいです)であり、QuickBooks POS のデータへもRDB と同感覚でアクセスが可能になります。

CData のWebsite からProvider をダウンロードして、マシンにインストールします。NuGet からインストールすることも可能です。QuickBooks POS ADO.NET Data Provider で検索してください。

NuGet でADO.NET QuickBooks POS Provider をインストール

Blazor でQuickBooks POS にデータ連携するアプリを構築

Blazor にADO.NET Provider for QuickBooksPOS を接続

  • Visual Studio を立ち上げて、Blazor アプリのプロジェクトを作成します。
  • Blazor アプリを作成
  • ソリューションエクスプローラーで「依存関係」から右クリックで「プロジェクト参照の追加」をクリック。
  • 参照マネージャーが開くので、「参照」ボタンをクリックして、先ほどインストールしたADO.NET Provider の.dll を選択します。「C:\Program Files\CData\CData ADO.NET Provider for QuickBooksPOS 2019J\lib etstandard2.0」内のSystem.Data.CData.QuickBooksPOS.dll」を参照に選びます。
  • ADO.NET for QuickBooksPOS の.dll をBlazor アプリから参照

Blazor でQuickBooks POS データをSELECT

サンプルプロジェクトの「Page」→「Index.razor」を開きます。

以下のコードを書きます。使っているクエリはおなじみの標準SQL です。QuickBooks POS 固有のAPI を書かなくてもRDB と同感覚でSQL が書けるところがADO.NET Prover for QuickBooksPOS の強味です。
@page "/" @using System.Data; @using System.Data.CData.QuickBooksPOS;

Hello, world!

Welcome to your Data app.
@using (QuickBooksPOSConnection connection = new QuickBooksPOSConnection( "")) { var sql = "SELECT ListId, AccountLimit FROM Customers"; var results = new DataTable(); QuickBooksPOSDataAdapter dataAdapter = new QuickBooksPOSDataAdapter(sql, connection); dataAdapter.Fill(results); @foreach (DataColumn item in results.Rows[0].Table.Columns) { } @foreach (DataRow row in results.Rows) { @foreach (var column in row.ItemArray) { } }
@item.ColumnName
@column.ToString()
}

ローカルQuickBooks インスタンスに接続する場合は、接続プロパティを設定する必要はありません。

CData 製品 はリモートコネクタ経由でQuickBooks にリクエストを作成します。リモートコネクタはQuickBooks POS と同じマシン上で動作し、軽量の組み込みWeb サーバーを介して接続を受け入れます。サーバーはSSL/TLS をサポートし、ユーザーにリモートマシンからのセキュアな接続を可能にします。

初めて接続するときは、リモートコネクタをQuickBooks POS で認可する必要があります。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

プロジェクトをリビルドして実行します。このようにQuickBooks POS からデータを直接取得し、HTML テーブル形式にレンダリングしています。

Blazor アプリからQuickBooks POS データをクエリ

もちろんSaaS データソースへの接続の場合には、RDB 向けのドライバーと違い最終的にはHTTP リクエストが行われるので、サーバーサイド Blazor としてサーバーサイドから実行されるのか、クライアントサイド Blazor として、実行中のブラウザからHTTPリクエストが行われるのかの違いはあります。そのあたりはネットワークやプロキシの設定として注意が必要でしょう。設定はコード内の接続プロパティで可能です。

まとめ

このようにサーバーサイドBlazor アプリから簡単にADO.NET Provider を使ってQuickBooks POS にリアルタイムでデータ取得を行うアプリを作ることができました。Blazor が.NET Core、フレームワークのツール群を使えるというメリットを活かすことができます。今回はSELECT * でしたが、フィルタリングやJOIN も可能です。INSERT、UPDATE、DELETE も標準SQL で書くことができます。是非、30日の無償評価版でシンプルかつパワフルなADO.NET Provider でのサーバーサイドBlazor 連携をお試しください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。