Pentaho BI ツールでQuickBooks POS のレポートを作成。
CData JDBC Driver for QuickBooks POS はダッシュボードや帳票ツールからリアルタイムQuickBooks POS データへの連携を可能にします。この記事では、QuickBooks POS をJDBC データソースとして接続する方法と、Pentaho でQuickBooks POS を元に帳票を作成する方法を説明します。
接続と帳票の作成
- インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内のJAR ファイルをコピーし、Pentaho のディレクトリ内の\Report-Designer\lib\jdbc\ フォルダに配置します。
- \Report-Designer\ フォルダのreport-designer.bat ファイルを起動し、Report-Designer UI を開きます。
以下の手順でドライバーを新しいデータソースに設定します。[Data]>[Add Data Source]>[Advanced]>[JDBC (Custom)]とクリックし、新しいQuickBooks POS 接続を作成します。ダイアログが表示されたら、次のように接続プロパティを設定します。
Custom Connection URL property:JDBC URL を入力。初めに以下を入力し jdbc:quickbookspos: 次にセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
ローカルQuickBooks インスタンスに接続する場合は、接続プロパティを設定する必要はありません。
本製品 はリモートコネクタ経由でQuickBooks にリクエストを作成します。リモートコネクタはQuickBooks POS と同じマシン上で動作し、軽量の組み込みWeb サーバーを介して接続を受け入れます。サーバーはSSL/TLS をサポートし、ユーザーにリモートマシンからのセキュアな接続を可能にします。
初めて接続するときは、リモートコネクタをQuickBooks POS で認可する必要があります。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:quickbookspos:
- Custom Driver Class Name:cdata.jdbc.quickbookspos.QuickBooksPOSDriver と入力。
- User Name:認証するユーザーネーム。
- Password:認証するパスワード。
レポートに QuickBooks POS データを追加
これで、QuickBooks POS の帳票を作成する準備が整いました。
-
帳票にQuickBooks POS データソースを追加します:[Data]>[Add Data Source]>[JDBC]をクリックし、データソースを選択します。
クエリを設定します。この記事では次を使います:
SELECT ListId, AccountLimit FROM Customers
- 帳票にチャートをドラッグし、ダブルクリックしてチャートを編集します。帳票を実行して、チャートを表示します。このクエリ結果を使って、Customers テーブルのシンプルなチャートを作成することができます。
- 帳票を実行して、チャートを見てみましょう。
