本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →この記事では、Sage 300 データに接続し、静的な単方向の受信場所を設定する方法を紹介します。さらにこの受信場所を使用してSage 300 データを取得し、XML ファイルに書き込むという簡単なテストを実行していきます。
受信場所はSQL コマンドを実行し、その結果を含むBizTalk メッセージを作成することができます。アップデートグラムコマンドを実行したい場合は、送信ポートを使用してください。
アプリケーションに受信場所を追加するには、まず受信ポートを追加する必要があります。受信ポートは複数の受信場所からのデータを受け取ることができます。
受信ポートの作成後、受信場所を作成し、トランスポートタイプとしてSalesforce アダプタを使用するように設定します。
「Transport Properties」ダイアログで、アダプタが実行するコマンドを定義します。
SELECT InvoiceUniquifier, ApprovedLimit FROM OEInvoices WHERE AllowPartialShipments = 'Yes'
を使用します。Connection String Options ダイアログで、資格情報とその他の接続プロパティを設定します。
User=SAMPLE;Password=password;URL=http://127.0.0.1/Sage300WebApi/v1/-/;Company=SAMINC;
Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。
Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。
Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。
プロパティとその機能についての説明は、ヘルプドキュメントを参照してください。
これまでの操作で、静的な単方向の受信場所を送信ポートとともに使うことができるようになります。送信ポートは、受信場所で作成されるBizTalk メッセージと関連付けられていなければなりません。ファイルにデータを書き込むために、ファイル送信ポートを作成します。
構成ウィンドウの最初で送信ポートの名前を入力し、「Type」メニューから「FILE」を選択します。
ファイル名にマクロを使用すれば、ファイルの作成日を簡単に識別できます。デフォルトでは、%MessageId%.xml が使用されます。これはランダムに生成されたBizTalk Id であり、ユーザーフレンドリーな命名ではありません。 OEInvoices_yyyy-MM-dd.xml の形式でファイルを作成するには、OEInvoices_%Date%.xml と入力します。
Noteマクロの詳細については、ヘルプドキュメントの「BizTalk Configuration」のセクションを参照してください。
送信ポートを使用して、受信場所から送信されたファイルを書き込むことができます。
最後に、送信ポートをエンリストし、受信場所を有効にします。送信ポートを右クリックし、「Enlist」をクリックします。次に、受信場所を右クリックし、「Enable」をクリックします。
Note最後に受信場所を有効にすることで、送信ポートによって、ファイルが書き込み用として確実にピックアップされます。
エラーが発生しているかどうかを確認するには、「Administration Console」のナビゲーションツリーで「Event Viewer (Local)」を展開します。Windows ログを展開し、「Applications」をクリックします。
ログにはシステム上のすべてのアプリケーションのエラ-メッセージが含まれるため、エラーメッセージのソースが「CData BizTalk Sage 300 Receive Adapter」であることを確認することが必要です。エラーメッセージの詳細から、エラーの理由を知ることができます。エラー解消のガイダンスについては、support@cdata.co.jpにお問い合わせください。