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CData Connect

Excel からSage 300 リアルタイムデータに接続

CData Connect Server を使ってExcel シートからSage 300 リアルタイムデータに接続します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-06-02

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Microsoft Excel は、言わずとしれたMicrosoft の表計算ソフトです。CData Connect Server と組み合わせることで、Excel からSage 300 データに手軽にアクセスし、分析、共有、表計算などの用途に使用できます。この記事では、Connect Cloud でSage 300 に接続し、Excel シートからSage 300 データにアクセスする方法を説明します。

CData Connect Server は、Sage 300 にクラウドインターフェースを提供し、Excel からSage 300 リアルタイムデータへのアクセスを簡単に実現します。パートナー認定済みのConnect Cloud アドインを使用するだけでクエリを生成でき、自分でカスタムクエリを書くこともできます。CData Connect Server は最適化されたデータ処理を使用して、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をSage 300 に直接発行し、サーバー側の処理を利用して、Sage 300 データを高速で返します。

以下のステップでは、CData Connect Server のインスタンスおよびCData Connect Excel Add-Ins が必要になります。まずは、こちらからConnect Server およびCData Connect Excel Add-Ins をダウンロードしてください。


Sage 300 の仮想OData API エンドポイントを作成

まず、CData Connect Server でデータソースへの接続およびOData API エンドポイント作成を行います。

  1. CData Connect Server にログインして、「DATA MODEL」をクリックします。 データベースを追加
  2. 利用できるデータソースアイコンから"Sage 300" を選択します。
  3. Sage 300 に接続するために必要なプロパティを入力します。

    Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。

    • Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
    • /Online/Web/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
    • ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。

    Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。

    Basic 認証を使用して接続する

    Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。

    • Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
    • User:アカウントのユーザー名に設定します。
    • Password:アカウントのパスワードに設定します。
    接続を設定
  4. 「Test Connection」をクリックします。
  5. 「USERS」 -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。
  6. API タブをクリックして OData API エンドポイントが生成されていることを確認します。

コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Excel からSage 300 データに接続できます。

Sage 300 リアルタイムデータにExcel からアクセス

以下のステップでは、Excel からCData Connect Server に接続して新しいSage 300 データソースを作成する方法を説明します。

  1. こちらからCData Connect Excel Add-Ins をダウンロード・インストールします。
  2. Excel を起動して、新しいシートを作成、または既存のシートを開きます。
  3. 「CData」タブをクリックしてリボンから「データの取得」をクリックします。
  4. CData リボン
  5. 「取得元:CData Connect Server」をクリックすると「CData 接続エディタ」が表示されるので、以下の情報を入力します。
  6. CData 接続エディタ
    • Auth Scheme: Basic
    • User: Connect Server で使用するユーザー名
    • Password: Connect Server の「USER」タブから取得できるAuthToken
    • URL: Connect Server の「ENDPOINTS」タブから取得できるREST エンドポイント
  7. 入力後、「接続テスト」を実行して成功であれば、準備は完了です。
  8. 「CData クエリ」画面が表示されるので、「選択」からお好みのテーブルを選択するとプレビュー後、シートにデータを表示できます。
  9. 取得するデータのプレビュー

Excel からSage 300 データへのライブアクセス

以上で、Excel ブックからSage 300 データへのクラウド接続が実現します。同様の操作で、データをさらに追加して表計算、集計、共有などの用途に使用できます。

取得したデータ(Salesforce の場合)

クラウドアプリケーションから100を超えるSaaS 、ビッグデータ、DWH データソースへのリアルタイムデータアクセスを実現するCData Connect Server の30日間無償トライアルを、ぜひお試しください。

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