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Sage 300 に連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

国産BI ツールのActionista! からSage 300 に直接連携してビジュアライズ

Actionista! からリアルタイムSage 300 データに直接連携して分析を実施。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-07-20
sage300 ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Actionista! ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

CData Driver for Sage300 を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からSage 300 データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for Sage300 をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からSage 300 データへの連携を設定

CData JDBC Driver for Sage300 をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for Sage300 をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Sage300 2019J\lib\cdata.jdbc.sage300.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するSage 300 のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • # Sage300 loader.jdbc.displayName.Sage300 = Sage300 loader.jdbc.initJdbcUrl.Sage300 = jdbc:sage300: loader.jdbc.url.Sage300 = jdbc:sage300: loader.jdbc.driver.Sage300 = cdata.jdbc.sage300.Sage300Driver loader.jdbc.dbmsInfo.Sage300 = cdata.jdbc.sage300.Sage300Driver
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

Sage 300 データをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Sage 300 データをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にSage 300 への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:Sage 300 に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。

      • Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
      • /Online/Web/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
      • ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。

      Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。

      Basic 認証を使用して接続する

      Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。

      • Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
      • User:アカウントのユーザー名に設定します。
      • Password:アカウントのパスワードに設定します。
      jdbc:sage300:User=SAMPLE;Password=password;URL=http://127.0.0.1/Sage300WebApi/v1/-/;Company=SAMINC;
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにSage 300 を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してSage 300 に接続します。
  • Sage 300 への接続が完了すると、JDBC Driver がSage 300 のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • Sage 300 のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Sage 300 データのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • Sage 300 オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でSage 300 データを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にSage 300 データのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • Sage 300 キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したSage 300 データのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Sage 300 キューブから表示させる項目を選択します。
  • Sage 300 キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • Sage 300 データをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for Sage300 をActionista! で使うことで、ノーコードでSage 300 データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

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