製品をチェック

Sage 300 Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Sage 300 アイコン Sage 300 JDBC Driver 相談したい

Sage 300 に連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

FineReport にSage 300 のデータを連携してビジュアライズ・レポートを作成

Sage 300 を帳票ツールのFineReport からデータソースとして設定する方法。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-11-02
sage300 ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
FineReport ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

CData JDBC Driver for Sage300 は、JDBC 標準に準拠しており、BI ツールからIDE まで幅広いアプリケーションでSage 300 へのデータ連携を提供します。FineReport は中国BI ベンダー最大手の帆軟軟件(ファンランソフトウェア)が開発&販売する帳票とBIダッシュボード開発プラットフォームです。 この記事では、帳票ツールのFineReport からSage 300] に連携する方法を説明します。

Sage 300 データのJDBC データソースを作成

下記の手順に従って、FineReport からSage 300 にデータベース接続として繋ぎます。

  1. FineReport の「\FineReport_10.0\webapps\webroot\WEB-INF\lib」ディレクトリにCData JDBC ドライバインストールディレクトリの「lib」サブフォルダ内のcdata.jdbc.sage300.jar ファイルをコピーして配置します。製品版の場合には.lic ファイルも同様に配置します。
  2. FineReport の帳票デザイナーを起動します。[サーバ]タブから[データ接続定義]をクリックし、[JDBC]を選択します。
  3. FineReport サーバタブ

開いたデータ接続定義ウィンドウで接続を確立します。

  1. データベース:Other
  2. JDBC ドライバ:cdata.jdbc.sage300.Sage300Driver
  3. URL: jdbc:sage300: に続けてセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
    一般的なJDBC URL は次の通りです: jdbc:sage300:User=SAMPLE;Password=password;URL=http://127.0.0.1/Sage300WebApi/v1/-/;Company=SAMINC;
  4. FineReport データ接続定義ウィンドウ
  5. [接続プール属性]をクリックして、[接続の貸出前に接続有効性を検証]の属性項目を[なし]に変更します。
  6. FineReport 接続プール属性

データ接続定義ウィンドウ上部の[接続テスト]をクリックします。これでSage 300 データへの接続が確立され、FineReport 上で仮想RDB としてデータを連携利用することができるようになりました。

Sage 300 のデータを実際にデザイナで抽出(Select)してレポートで使ってみる

  1. 左下ペインの+印をクリックし、[データベースクエリ]を選択します。データベースクエリウィンドウが開きます。
  2. 左上のドロップダウンリストで先ほど作成したJDBC 接続を選択します。
  3. 左ペインにSage 300 のエンドポイントがそれぞれテーブルとして表示されます。
  4. FineReport データベースクエリ
  5. Sage 300 データの表示されているテーブルから抽出するテーブル・カラムを指定してSelect 文を書きます。
  6. プレビューをクリックするとデータがテーブル状で取得され、表示されます。
  7. FineReport データベースクエリプレビュー
  8. 作成したデータセットを利用してダッシュボードを作成していきます。
  9. FineReport のダッシュボード

このようにSage 300 内のデータをAPI を書くことなくFineReport上で連携利用することができるようになります。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。