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Sage 300 ODBC Driver

Sage 300 ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからSage 300 にデータ連携。

Sage 300 データにデータベースと同感覚でアクセスして、Sage 300 のInvoices、Receipts、Refunds データに使い慣れたODBC インターフェースで連携。

データ連携でお困りですか?

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ODBC を介してNode.js からSage 300 データをクエリ


node-odbc を使用して、Node.js からSage 300 データへのSQL クエリを実行します。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト

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ODBC Driver

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NodeJS ロゴ画像

Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for Sage300 を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、ライブSage 300 データにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、ライブSage 300 データへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。

ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のライブSage 300 データとやりとりできます。Node.js からSage 300 に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をSage 300 に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。

Sage 300 データに接続する

必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。

  • Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
  • /Online/Web/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
  • ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。

Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。

Basic 認証を使用して接続する

Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。

  • Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
  • User:アカウントのユーザー名に設定します。
  • Password:アカウントのパスワードに設定します。

node-odbc を構築する

CData ODBC Driver を介してSage 300 に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。

必要なツールをインストールする

以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)

npm i -g windows-build-tools
npm i -g node-gyp

node-odbc を構築する

必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。

mkdir nodeodbc
cd nodeodbc
npm i -g node

Node.js からSage 300 をクエリ

ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからライブSage 300 データをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してOEInvoices テーブルをクエリします。

myscript.js

const odbc = require('odbc');

async function querySage300() {
    const connection = await odbc.connect(`DSN=CData Sage300 Source`);
    const data = await connection.query('SELECT InvoiceUniquifier, ApprovedLimit FROM OEInvoices');
    console.log(data);
}

querySage300();

アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。

node myscript.js
Sample program results (Salesforce is shown.

CData ODBC Driver for Sage300 の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でライブSage 300 データを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。