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PowerShell Cmdlets は、Sage 50 へのリアルタイム連携機能を提供します。 Cmdlets を使って、データに直接連携し、読み書き更新をDB と同感覚で行うことができます。

PowerShell からSage 50 UK データに接続してデータの取得・更新・挿入・削除・CSV エクスポートを実行する方法

CData PowerShell Cmdlets を使って、Sage 50 UK データに接続、データの取得・更新・挿入・削除・CSV エクスポートを実行する方法を紹介します。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2023-09-26
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CData

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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Cmdlets for Sage50UK を使えば、PowerShell からSage 50 UK に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、Sage 50 UK への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

Sage 50 UK への接続を設定

それでは、まずはSage 50 UK への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Sage 50 UK Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module Sage50UKCmdlets;

Connect-Sage50UK コマンドを使ってSage 50 UK との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-Sage50UK  -URL "$URL" -User "$User"

Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。

「接続」セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。

さらに、「接続」セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:

  1. Sage 50 UK ソフトウェアを開きます。
  2. 「Tools」->「Internet Options」をクリックします。
  3. 「SData Settings」タブを選択します。
  4. 「Sage 50 Accounts」の隣にある「Details」ボタンをクリックします。会社名のリストとそれに対応するデータセットのアドレスを含むウィンドウが表示されます。
  5. URL プロパティを希望する会社の隣にあるアドレスフィールドの値に設定します。

これで接続設定は完了です。

Sage 50 UK データを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、TradingAccounts テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-Sage50UK -Connection $conn -Table TradingAccounts | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myTradingAccountsData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-Sage50UK から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。

それでは、続いてデータの削除や挿入・更新を実行してみます。

データの削除

以下のように、フィルタリングで合致するレコードを削除することができます。

Select-Sage50UK -Connection $conn -Table TradingAccounts -Where "TradingAccountUUID = c2ef66a5-a545-413b-9312-79a53caadbc4" | Remove-Sage50UK

データの挿入と更新

データの挿入や更新を使って、加工やクレンジングも行えます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを読み込んで挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータを更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。

Import-Csv -Path C:\MyTradingAccountsUpdates.csv | %{
  $record = Select-Sage50UK -Connection $Sage50UK -Table TradingAccounts -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
  if($record){
    Update-Sage50UK -Connection $sage50uk -Table TradingAccounts -Columns ("Name","FinanceBalance") -Values ($_.Name, $_.FinanceBalance) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
  }else{
    Add-Sage50UK -Connection $sage50uk -Table TradingAccounts -Columns ("Name","FinanceBalance") -Values ($_.Name, $_.FinanceBalance)
  }
}

おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのSage 50 UK データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。

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