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CData BizTalk Adapter for SAPERP は、BizTalk のSAP でSQL コマンド、アップデートグラム、ストアドプロシージャを実行することを可能にします。ここでは、アップデートグラムを使用して、SAP を挿入するアプリケーションのウォークスルーについて説明します。
以下のセクションでは、サンプルアプリケーションの作成について説明します。
Visual Studio のウィザードを使用することで、スキーマとアップデートグラムインスタンスを生成することができます。
[Add Adapter]ウィザードを使用して、プロジェクトにアダプタを追加します。アダプタを使用して、挿入したいテーブルに関する[MARA]などのSAP メタデータをクエリします。
SAP データを挿入するアップデートグラムを作成するためのテンプレートとしてスキーマを使用します。スキーマは、XMLリクエストと応答を定義する.xsd ファイルです。例として、挿入アップデートグラムを生成する方法を説明します。以下の手順に従って、update とdelete のアップデートグラムを生成できます。
[Insert]オプションを選択し、挿入したいテーブルとカラムを選択します。このチュートリアルは、MANDT とMBRSH を使用しています。
Noteアップデートグラムを作成する際、挿入はスキーマに含ませたカラムに限定されます。
このステップでは、後のステップでアダプタに送られるXML メッセージを作成します。[Solution Explorer]にある.xsd ファイルを右クリックし、[Generate Instance]をクリックしてアップデートグラムを作成します。アップデートグラムが保存される場所は、[Output]タブに表示されます。
アップデートグラムは、SAP から求められる応答を定義するよう構成されています。アップデートグラムの例や詳細については、アダプタのヘルプドキュメントをご覧ください。
アプリケーションに受信場所を追加するには、まず受信ポートを追加する必要があります。受信ポートは複数の受信場所からのデータを受け取ることができます。
静的な一方向のファイル受信場所は、アップデートグラムを含むBizTalk メッセージを作成します。
コンフィギュレーションは、以下のステップで構成されています。
要請応答送信ポートを使用して、 アップデートグラムコマンドの結果を取得します。このチュートリアルでは、新しく挿入されたレコードのMANDT がBizTalkで返されます。
[Adapter Transport Properties]ダイアログで、アダプタが実行するコマンドを定義します。
SAP への接続に必要な資格情報とその他のプロパティを設定します。
接続プロパティを入力してください。
下は一般的な接続文字列です。
Host=sap.mydomain.com;User=EXT90033;Password=xxx;Client=800;System Number=09;ConnectionType=Classic;Location=C:/mysapschemafolder;
SAP への接続はlibrfc32.dll、librfc32u.dll、NetWeaver、Web Services (SOAP) のどれかで行います。 ConnectionType 接続プロパティをCLASSIC (librfc32.dll)、CLASSIC_UNICODE (librfc32u.dll)、NETWEAVER、SOAP に設定します。
SOAP を使う場合、Client、RFCUrl、SystemNumber、User、Password のプロパティを設定します。
それ以外の方法の場合、Host、User、Password、Client、SystemNumber を指定します。
Note: librfc32.dll やその他のSAP 接続には対応しておりません。SAP インストールから対応する接続モジュールをマシンにインストールしておいてください。
詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。
ファイル送信ポートは、インサートから返されるMANDT をファイルに書き込みます。以下のステップに従って一方向送信ポートを構成し、受信メッセージをファイルに書きこみます。
以下のステップに従って、アプリケーションで次の関連を定義するフィルタルールを作成します。
要請応答送信ポートのプロパティで、[Filters]をクリックし、以下の値を設定します。
一方向送信ポートのプロパティで、[Filters]をクリックし、以下の値を設定します。
BizTalk アプリケーションを起動するときに以下の手順に従い、アップデートグラムが受信場所によって確実に取得されるようにします。
受信場所用に構成したフォルダに、アップデートグラムを複製することができます。
一方向送信ポート用に構成したフォルダを開きます。このフォルダは、XML file の新しいMANDT を含みます。メッセージは次の例のようになります。
<table xmlns="http://www.cdata.com/SAPERPProvider" AffectedRows="1">
<row>
<MANDT>0014000001XERBUAA5</MANDT>
</row>
</table>
アプリケーションログでエラーメッセージを表示することで、アプリケーションが正常に初期化されたことを素早く確認できます。ログを開くには、[Administration Console]のナビゲーションツリーで[Event Viewer (Local)]ノードを展開します。Windows ログを展開し、[Applications]を選択します。
発生したエラーのリストはここから入手可能です。ここには、システム上のすべてのアプリケーションのエラ-メッセージが含まれるため、エラーメッセージのソースを確認することが必要です。受信場所では、ソースが[CData BizTalk SAPERP Receive Adapter]である必要があります。エラーメッセージの詳細から、エラーの理由を知ることができます。
エラー解消のガイダンスについては、support@cdata.com/jp にお問い合わせください。