本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Crystal Reports には、ODBC 標準向けのサポートが組み込まれています。CData ODBC Driver for SAP Netweaver Gateway は、Crystal Reports でレポート作成ウィザードやその他のツールを使ってSAP Netweaver Gateway へのアクセスを可能にします。この記事では、SAP Netweaver Gateway の機能を持つシンプルな帳票を作成する方法を説明します。
下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってSAP Netweaver Gateway 接続を作成します。
Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
SAP Gateway はBasic 認証とOAuth 2.0 認証の両方を許可します。Basic 認証を使用して自分のアカウントに接続するか、OAuth を使用して他のユーザーが彼らのアカウントでサービスからデータを取得できるようにすることができます。基本となる認証情報に加え、SAP Gateway テーブルへのアクセスには以下の追加プロパティが必要です。
Basic 認証では、自分のログインクレデンシャルを使用して接続します。次のプロパティを設定します。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。 接続すると、本製品はデフォルトブラウザでSAP Gateway OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、本製品にアクセス許可を与えます。本製品が以下のOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
新しい帳票で、[Create New Connection]>[ODBC]をクリックします。
ODBC 接続をSAP Netweaver Gateway に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってSAP Netweaver Gateway を帳票に追加できます。
帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、SalesOrderLineItems テーブルのProductID およびQuantity カラムを使います。
チャートの種類を設定。 例えば、Quantity をProductID で表すシンプルなチャートを作成します。 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はSAP Netweaver Gateway に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、リアル隊うSAP Netweaver Gateway に対してクエリを実行します。
データのインポートが終わったら、レポートフィールドをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。[Insert]>[Chart]をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total Quantity by ProductID を表すグラフを作成するには、ProductID を[On Change Of]メニューセレクションの下のボックスに追加してからQuantity を[Show Values]の下のボックスに追加します。
完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。