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SAP HANA XS Advanced ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからSAP HANA XS Advanced にデータ連携。

SAP HANA XS Advanced データにデータベースと同感覚でアクセスして、SAP HANA XS Advanced データに使い慣れたODBC インターフェースで双方向連携。

Power View でのSAP HANA XS Advanced データのインポートとビジュアライズ

Excel でSAP HANA XS Advanced データを使ったデータビジュアライゼーションを作成します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-10-10

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Excel に組み込まれているODBC サポートを使用して、SAP HANA XS Advanced データを使用したPower View レポートを素早く作成できます。この記事では、Data リボンからアクセスできるData Connection Wizard を使用して、SAP HANA XS Advanced をPower View レポートにインポートする方法を説明します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. SAP HANA XS Advanced をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにSAP HANA XS Advanced データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP HANA XS Advanced の接続を設定、2.Power View 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとSAP HANA XS Advanced への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからSAPHanaXSA ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

未指定の場合は、初めにODBC DSN で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。

SAP HANA XSA 接続プロパティの取得・設定方法

SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。

OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。

  • OAuthClientId:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Id に設定。
  • OAuthClientSecret:UAA サービスJSON ファイルで指定されたClient Secret に設定。
  • Url:OData サービスエンドポイントに設定。
  • XSUAAURL:UAA サービスURL に設定。
  • User:アカウントのユーザー名に設定。
  • Password:アカウントのパスワードに設定。

OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。

DSN を構成する際に、Max Rows プロパティを定めることも可能です。これによって返される行数が制限されるので、ビジュアライゼーション・レポートのデザイン時のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

Data Connection Wizard で接続

以下のステップに従って、Excel のData Connection Wizard からDSN に接続します。

  1. [Data]タブで、[From Other Sources]->[From Data Connection Wizard]とクリックします。
  2. [Data Connection Wizard]で[ODBC DSN]オプションを選択します。
  3. リストから[ODBC DSN for SAPHanaXSA]を選択します。
  4. 操作するテーブルを選択します。

    複数のテーブルをインポートする場合は、[Connect to a specific table]オプションの選択を解除します。データソースに接続したら、複数のテーブルを選択できます。[Finish]をクリックして[Data Connection Wizard]を閉じた後、[Select Table]ダイアログで[Enable selection of multiple tables]オプションを選択します。

  5. [Import Data]ダイアログで、データのインポート先を選択します。例えば、[Table]オプションと[Existing worksheet]オプションを選択します。次に、結果を出力するワークシートのセルをクリックします。
  6. [Insert]->[Power View]とクリックして新しいPower View レポートを作成します。

テーブルの作成

テーブルは、チャートやその他のデータの表現の開始点です。テーブルを作成するには、フィールドリストでカラムを選択します。テーブル名とカラム名をビューにドラッグアンドドロップすることも可能です。

A table with a filter applied.(Salesforce is shown.)

データのビジュアライゼーションを作成

[Design]タブで、テーブルをチャートやその他のビジュアライゼーションに変更できます。

The table of data represented as a stacked bar chart.(Salesforce is shown.)

SAP HANA XS Advanced からPower View へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。