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CData Connect Server

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ローコードツールのappsmith を使って、SAS Data Sets データと連携したアプリを作る


CData Connect Server を使ってappsmith からSAS Data Sets に接続し、SAS Data Sets データを使ったアプリを作成します。


菅原和義
プロダクトスペシャリスト

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Connect Server

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appsmith は、社内ツールの作成に特化したオープンソースのローコードツールです。ドラッグアンドドロップや簡単なコーディングを組み合わせてアプリを作成できます。さらにCData Connect Server と組み合わせることで、SAS Data Sets を含む150種類以上のデータソースをアプリに統合できます。

NOTE:appsmith からCData Connect Server に接続するには、利用するCData Connect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL(myConnectInstance.cdata.com など)での接続が可能な状態にしてください。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(localhost:8080 など)またはローカルネットワークのIP アドレス(192.168.1.x など)からしか接続できない場合、appsmith はCData Connect Server に接続することができません。


SAS Data Sets データの仮想データベースを作成する

CData Connect Server は、シンプルなポイントアンドクリックインターフェースを使用してデータソースに接続し、データを取得します。まずは、右側のサイドバーのリンクからConnect Server をインストールしてください。

  1. Connect Server にログインし、「CONNECTIONS」をクリックします。
  2. 一覧から「SAS Data Sets」を選択します。
  3. SAS Data Sets に接続するために必要な認証プロパティを入力します。

    SAS DataSets ファイルに接続するには、次の接続プロパティを設定します。

    • URI: .sas7bdat リソースを含むフォルダに設定。現時点では、ローカルファイルのみをサポートしています。
  4. Test Connection」をクリックします。
  5. 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー) を追加します。

仮想データベースが作成されたら、appsmith を含むお好みのクライアントからSAS Data Sets に接続できるようになります。

接続の設定が完了したら、appsmith からSAS Data Sets データに接続できるようになります。

appsmith でのデータソース設定

それではappsmith の画面で、CData Connect Server の接続設定をしていきましょう。

  1. 画面の左側にある「Datasources」の「+」をクリックします。
  2. appsmith のデータソースを作成
  3. appsmith から接続できるデータソースが表示されるので、「Microsoft SQL Server」を選択します。
  4. SQL Server データソースを選択
  5. CData Connect Server のTDS エンドポイント、接続ユーザー、パスワードを設定して、「TEST」をクリックして接続確認を行います。正常に接続できたら「SAVE」をクリックして保存します。
    • Host Address:CONNECT_SERVER_URL
    • Port:1433
    • Database Name:Connect Servere で設定したデータソース名(Salesforce1 など)
    • Username:Connect Server のユーザー名
    • Password:Connect Server のパスワード
    Connect Server データソースとの接続設定

appsmith でのクエリ実行

以上でデータソースへの接続設定が完了しました。次に、SQL クエリを追加して実際にデータソースからデータを取得してみましょう。

  1. 作成したデータソースの画面で、「NEW QUERY」をクリックします。
  2. NEW QUERY をクリック
  3. 今回はデータを取得したいので、「SELECT」を選択します。
  4. SELECT を選択
  5. SQL を指定する際には、CData Connect Server の機能である「Data Explorer」を使用することで、事前に取得したいデータを確認できます。必要に応じて利用してみてください。
  6. Connect Server のQuery Explorer でデータを確認
  7. 発行するクエリを作成したら、appsmith 画面に戻り、クエリを入力して「RUN」をクリックします。
  8. 無事にデータが取得できたら、あとはデータを使用したい「Page」に取得した「Table」を表示させるよう設定します。
  9. appsmith のテーブルに取得し多データを表示
  10. これで、appsmith からCData Connect Server と連携して、SAS Data Sets のデータを取得することができました!いつも利用している業務データを使って、簡単にアプリが作れちゃいますね。

おわりに

この記事ではローコードツールのappsmith からCData Connect Server に接続して、SAS Data Sets のデータを取得しました。CData Connect Server では、SAS Data Sets 以外の150種類以上のデータソースに同様の方法で連携可能です。30日間無償トライアル を利用して、appsmith からSaaS、ビッグデータ、NoSQL データソースへのSQL アクセスをお試しください!