この記事では、Talend で簡単にCData JDBC Driver for SASDataSets をワークフローに統合してSAS Data Sets データ連携する方法を説明します。ここではCData JDBC Driver for SASDataSets を使ってTalend でSAS Data Sets をジョブフローに転送します。
JDBC データソースとしてTalend でSAS Data Sets に接続
下記の手順に従って、SAS Data Sets にJDBC 接続を確立します:
- SAS Data Sets を新しいデータベース接続を追加:新しく接続を追加するには、[Metadata]ノードを展開し[Db Connections]ノードを右クリックして[Create Connection]をクリックします。
- ウィザードが表示されたら、接続に名前を入力します。
次のページで、[DB Type]メニューから[Generic JDBC]を選択してJDBC URL を入力します。
SAS DataSets ファイルに接続するには、次の接続プロパティを設定します。
- URI: .sas7bdat リソースを含むフォルダに設定。現時点では、ローカルファイルのみをサポートしています。
以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:sasdatasets:URI=C:/myfolder;
- インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあるcdata.jdbc.sasdatasets.jar ファイルへのパスを入力します。
- 接続を右クリックして[Retrieve Schema]をクリックします。
- デフォルトオプションで[Next]をクリックしインポートしたいテーブルを選択します。
- デフォルトオプションでウィザードを終了します。
Restaurants テーブルをフラットファイルに出力
下記の手順に従って、restaurants テーブルをフラットファイル出力コンポーネントに転送します:
- [Table Schemas]ノードで、テーブルをワークスペース内にドラッグします。
- ダイアログが表示されたら[tJDBCInput]コンポーネントを選択します。
- 次に、[tFileOutputDelimited]コンポーネントをPalette の[Business Intelligence]タブからワークスペース内にドラッグします。
- restaurants tJDBCInput コンポーネントを右クリックしてベクタを出力ファイルにドラッグします。
プロジェクトを実行してデータを転送します。