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SASxpt JDBC Driver

SAS xpt (XPORT) ファイルデータを組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

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SAS xpt データを帳票ツールbiz-Stream で連携利用する方法


CData JDBC Driver for SASXpt を使って、帳票ツールのbiz-Stream で SAS xpt をノーコードで連携。


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JDBC

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biz-Stream は、多様な表現が可能なWeb 帳票ソリューションです。

この記事では、biz-Stream からCData JDBC Driver 経由でSAS xpt データにリアルタイムで連携接続して帳票から利用する方法を紹介します。CData Drivers を使うことで、RDB のようにbiz-Stream 内でSAS xpt データを扱うことができるようになります。

biz-Stream へのSAS xpt JDBC ドライバーの配置

デフォルトの内容でインストールした場合、以下のパスに jar ファイルが配置されますので、その jar ファイルを biz-Stream の所定のパスにコピーします。

  • cdata.jdbc.sasxpt.jar
  • cdata.jdbc.sasxpt.lic (試用版では.lic ファイルは不要)
  • コピー元:C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SASXpt 20xxJ\lib
  • コピー先:C:\Program Files (x86)\brainsellers\biz-Stream レイアウト・デザイナ\lib_jdbc

biz-Stream からSAS xpt への接続設定

レイアウトデザイナを起動後、リソース定義にて SAS xpt への接続設定を行います。ドライバー選択のプルダウンに CData SASXpt JDBC Driver が表示されますので選択します。

ローカルSASXpt ファイルへの接続

URI をSASXpt ファイルを格納しているフォルダに設定すると、ローカルのSASXpt ファイルに接続できます。

S3 データソースへの接続

Amazon S3 ソースに接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:

  • URI:接続するバケット内のフォルダに設定。
  • AWSAccessKey:AWS アカウントのアクセスキーに設定。
  • AWSSecretKey:AWS アカウントのシークレットキーに設定。
  • TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。

Azure Data Lake Storage Gen2 への接続

ADLS Gen2 に接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:

  • URI:ファイルシステムの名前およびSASXpt ファイルにコンタクトするフォルダの名前に設定。
  • AzureAccount:Azure Data Lake storage アカウントの名前に設定。
  • AzureAccessKey:Azure Data Lake storage Gen 2 ストレージアカウントのアクセスキーに設定。
  • TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。

サーバURLは以下の形式で入力します。
URL: jdbc:sasxpt:URI=C:/folder;

SAS xpt data リソースの作成

JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う

JDBC 接続文字列を作るには、SAS xpt JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。

Windows:

java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for SASXpt 20xxJ\lib\cdata.jdbc.sasxpt.jar'

MacOS:

java -jar cdata.jdbc.sasxpt.jar

接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。

接続文字列デザイナーを使って、JDBC URL を生成する (Salesforce is shown.)

次にデータ取得条件を設定します。SQL 定義から定義名を設定し、編集ボタンをクリックします。

SAS xpt data リソースの編集

上のグレーエリアで右クリック → テーブルリストと選択しますと、SAS xpt のオブジェクトがリストで表示されます。使用するテーブルを選択します。

SAS xpt data リソースの選択

ここでは取得対象の項目や条件などを設定することができます。対象項目や条件を指定できたらOKボタンをクリックし、戻った画面で追加ボタンをクリックします。

SAS xpt data のカラム選択と条件設定

最後にデータソース設定を行います。データソース定義名に先ほど設定したものを選択し、画面下部にある追加ボタンをクリックします。これでbiz-Stream でSAS xpt データを利用する準備ができました。

データソース設定

SAS xpt データをリアルタイムで参照するbiz-Stream 帳票のデザイン

用紙設定を行います。今回は A4 設定にしました。設定後は画面下部にある追加ボタンをクリックします。

ページ設定では新規ボタンをクリックします。

ここではレイアウトデザイナが帳票テンプレートを xml で保存しますので、ファイル名を設定します。

レイアウトにはさまざまなメニューがありますが、今回は表を使用します。表を設定後、SAS xpt から取得したデータをセットするエリアを作成します。各セルにテキストボックスを挿入し、そのテキストボックス自体に SAS xpt の項目を紐づけします。
※ヘッダーにもそれぞれテキストボックスを追加します。

表オブジェクトとしてSAS xpt を使用

レイアウト作成画面を閉じた後、ページ設定の画面に戻りますので、画面下部にある追加ボタン(一度作成している場合は適用)をクリックし、レイアウトの作成が完了となります。

レイアウトデザイナーのトップ画面のヘッダーメニューからプレビューアイコンをクリックします。先ほど作成したレイアウトで SAS xpt のデータを表示させることができます。

このようにCData JDBC Driver をアップロードすることで、簡単にbiz-Stream でSAS xpt データをリアルタイムに参照する帳票をノーコードで連携して作成することができます。

ぜひ、CData JDBC Driver for SASXpt 30日の無償評価版 をダウンロードして、お試しください。