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SFTP ODBC Driver で、ODBC 接続をサポートするあらゆるツール・アプリケーションからリモートファイルおよびディレクトリのデータに接続可能に。
標準ODBC Driver インターフェースでリモートデータにDB と同感覚でアクセス。
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
インターネット上には、膨大な数のPostgreSQL クライアントが存在します。標準ドライバーからBI、Analytics ツールまで、PostgreSQL はデータアクセス用の一般的なインターフェースです。 ODBC Drivers に含まれるSQL Gateway を使用することで、どの標準クライアントからでも接続が可能なPostgreSQL エントリポイントを作成することができるようになります。
Windows でPostgreSQL データベースとしてSFTP データにアクセスするには、CData SQL Gateway およびODBC Driver for SFTP、EnterpriseDB のMySQL 外部データラッパーを使用します。この記事では、外部データラッパーをVisual Studio でコンパイルして拡張機能としてインストールし、PostgreSQL Server からSFTP データをクエリします。
接続プロパティが未設定の場合は、まずデータソースのODBC DSN で設定します。これはドライバーインストール時の最後の手順にあたります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。
FTP は、SFTP プロトコルを使用してSFTP サーバーとの間のファイル転送を行います。接続するにはRemoteHost を指定します。FTP はUser、Password、および公開鍵認証(SSHClientCert)を使用します。 SSHAuthMode を選択し、選択に基づいて接続値を指定します。
次の接続プロパティを設定し、ファイルシステムのリレーショナルビューをコントロールします。
MySQL リモートサービスは、クライアントからのMySQL 接続の受信を待機するデーモンプロセスです。CData SQL Gateway でMySQL リモートサービスを構成するには、SQL Gateway の概要にあるセットアップガイド を参照してください。
外部データラッパー(FDW)は、PostgreSQL を再コンパイルすることなく拡張機能としてインストールできます。Unix ベースのシステムでPostgreSQL を実行している場合、PostgreSQL Extension Network(PGXN)を使用してFDW(mysql_fdw)をインストールできます。Windows でPostgreSQL を実行している場合は、拡張機能をコンパイルして最新バージョンを使用していることを確認してください。以下のステップに従って、Visual Studio から拡張機能を構築するのに必要な編集を行います。
外部データラッパーを構築するために、以下を行います。
必要なソフトウェアとソースコードを取得したら、Visual Studio で拡張機能をコンパイルする準備ができました。以下のステップに従い、mysql_fdw ソースを使用してプロジェクトを作成します。
以下のステップに従ってプロジェクトを構成します。
以下のステップに従って必要な依存関係を追加します。
postgres.lib
libmysql.lib
WS2_32.lib
Secur32.lib
さらに、「Inherit From Parent」または「Project Defaults」がチェックされていることを確認します。
MyMySQLConnectorCInstallation\include
MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include\server\port\win32_msvc
MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include\server\port\win32
MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include\server
MyPostgreSQLInstallation\MyPostgreSQLVersion\include
プロジェクトを設定したら、Visual Studio でmysql_fdw を構築するために以下の変更を加えます。
#define dlsym(lib, name) (void*)GetProcAddress((HMODULE)lib, name)
#define dlopen(libname, unused) LoadLibraryEx(libname, NULL, 0)
mysql_dll_handle = dlopen(_MYSQL_LIBNAME, RTLD_LAZY | RTLD_DEEPBIND);
mysql_dll_handle = dlopen("libmysql.dll", 0);
__declspec(dllexport) extern Datum mysql_fdw_handler(PG_FUNCTION_ARGS);
__declspec(dllexport) extern Datum mysql_fdw_validator(PG_FUNCTION_ARGS);
これで、Release 構成とビルドを選択できるようになりました。
DLL をコンパイルしたら次のステップに従って拡張機能をインストールします。
拡張機能をインストールしたら、次のステップに従ってSFTP データへのクエリの実行を開始します。
C:\> psql -U postgres
postgres=#CREATE EXTENSION mysql_fdw;
postgres=# CREATE SERVER SFTP FOREIGN DATA WRAPPER mysql_fdw OPTIONS (host
'127.0.0.1', port '3306');
postgres=# CREATE USER MAPPING for postgres SERVER SFTP OPTIONS (username
'admin', password 'test');
postgres=# CREATE SCHEMA SFTP_db;
postgres=# IMPORT FOREIGN SCHEMA "CData SFTP Sys" FROM SERVER SFTP INTO SFTP_db;
これで、SFTP へのread/write コマンドを実行することができるようになりました。
postgres=# SELECT * FROM SFTP_db."mydirectory";