CData FireDAC Components for SharePoint を使用して、RAD Studio Data Explorer でSharePoint を表示する方法
Embarcadero RAD Studio は、Delphi およびC++Builder アプリケーション用の開発環境を提供します。CData FireDAC Components for SharePoint を利用してRAD Studio 内のライブSharePoint にアクセスし、データの取得と更新の両方に使用できるテーブル、ビュー、ストアドプロシージャにデータを抽象化します。この記事では、Data Explorer を使用したSharePoint への接続について説明します。
Data Explorer を使用してSharePoint データに接続する
CData FireDAC Components for SharePoint と新しいVCL フォームアプリケーションを利用して、SharePoint を表示するための簡単なアプリケーションを作成できます。
- RAD Studio で[Data Explorer]を開き、[FireDAC]を展開します。
[CData SharePoint Data Source]で右クリックし、[Add New Connection]をクリックします。
- 接続に名前を付けます。
必要なパラメータを入力し、[OK]をクリックします。
SharePoint のベースサイトもしくはサブサイトのURL を設定します。これにより、サイト・サブサイトのすべてのリストを含むSharePoint エンティティをクエリできます。
Authentication セクションのUser、Password を設定します。SharePoint のオンプレミス版の際にはこの値は必須です。
SharePoint Online に接続する場合にはSharePointEdition をSHAREPOINTONLINE に設定し、User とPassword を設定します。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
- [Data Explorer]に戻り、接続のテーブルを展開します。
新しいVCL フォームアプリケーションを作成し、テーブル (例: MyCustomList) をフォームにドラッグします。
- フォーム上のMyCustomListテーブルオブジェクトを選択し、[Active]プロパティを[true]に設定します。
[object]を右クリックして視覚的にバインドし、すべて(*)を新しいコントロール(TStringGrid)にリンクします。
TStringGrid をフォームに配置し、アプリケーションを実行してMyCustomList データを確認します。