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SharePoint ODBC Driver

SharePoint ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからリアルタイムなSharePoint およびSharePoint Online データに直接接続できるパワフルなツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにSharePoint データにアクセスし、SharePoint のリスト、連絡先、カレンダー、リンク、タスクなどの読み、書き、更新を実行できます。

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ODBC を介してNode.js からSharePoint データをクエリ


node-odbc を使用して、Node.js からSharePoint データへのSQL クエリを実行します。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト

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ODBC Driver

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Node.js はブラウザ上以外でJavaScript コードを使用できるJavaScript ランタイム環境です。CData ODBC Driver for SharePoint を使用すれば、Node.js アプリとスクリプトから、ライブSharePoint データにアクセスできます。この記事ではnode-odbc のインストールと、ライブSharePoint データへのアクセスが可能な、シンプルなNode.js アプリケーションを作成するために必要なツールについて説明します。

ビルトインの最適化されたデータ処理により、CData ODBC Driver は比類のないパフォーマンスで、Node.js のライブSharePoint データとやりとりできます。Node.js からSharePoint に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をSharePoint に直接プッシュし、組み込まれたSQL エンジンを利用してサポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。

SharePoint データに接続する

必要な接続プロパティの値が未入力の場合には、データソース名(DSN)で入力します。組み込みのMicrosoft ODBC Data Source Administrator を使用し、DSN を構成できます。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

SharePoint のベースサイトもしくはサブサイトのURL を設定します。これにより、サイト・サブサイトのすべてのリストを含むSharePoint エンティティをクエリできます。

Authentication セクションのUser、Password を設定します。SharePoint のオンプレミス版の際にはこの値は必須です。

SharePoint Online に接続する場合にはSharePointEdition をSHAREPOINTONLINE に設定し、User とPassword を設定します。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

node-odbc を構築する

CData ODBC Driver を介してSharePoint に接続するには、必要なツールをインストールした後に、node-odbc を手動で構築する必要があります。

必要なツールをインストールする

以下のコマンドでは、node-odbc の構築に必要なツールをインストールします。(ツールをグローバルにインストールする-g パラメータに注意してください。)

npm i -g windows-build-tools
npm i -g node-gyp

node-odbc を構築する

必要なツールをインストールしたらNode.js アプリケーションのディレクトリを作成し、Node.js スクリプトで使用するバイナリを構築するodbc をインストールします。

mkdir nodeodbc
cd nodeodbc
npm i -g node

Node.js からSharePoint をクエリ

ODBC Driver がインストールされ、DSN が構成されて、node-odbc が構築されたら、Node.js アプリケーションからライブSharePoint データをクエリすることができるようになります。以下のサンプルコードは、特定のDSN に接続してMyCustomList テーブルをクエリします。

myscript.js

const odbc = require('odbc');

async function querySharePoint() {
    const connection = await odbc.connect(`DSN=CData SharePoint Source`);
    const data = await connection.query('SELECT Name, Revenue FROM MyCustomList');
    console.log(data);
}

querySharePoint();

アプリケーションを作成したら、node を使用してスクリプトを実行します。

node myscript.js
Sample program results (Salesforce is shown.

CData ODBC Driver for SharePoint の30日の無償評価版 をダウンロードすればNode.js でライブSharePoint データを使用できます。ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。