本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData ODBC Drivers は、ODBC ドライバーをサポートするあらゆる環境から利用可能です。本記事では、PyCharm からのCData ODBC Driver for SharePoint の利用を説明します。CData ODBC Deriver をデータソースとして設定する方法、データソースをクエリして結果を表示するためのPyCharm の簡単なコードを含みます。
はじめに、このチュートリアルではCData ODBC Driver for SharePoint とPyCharm が、既にインストールされていることを前提としています。
以下のステップに従って、pyodbc モジュールをプロジェクトに追加します。
これで、ODBC 接続文字列またはDSN で接続できます。お客様のOS でDSN を作成するためのガイドについては、CData ドライバードキュメントの[はじめに]セクションを参照してください。
SharePoint のベースサイトもしくはサブサイトのURL を設定します。これにより、サイト・サブサイトのすべてのリストを含むSharePoint エンティティをクエリできます。
Authentication セクションのUser、Password を設定します。SharePoint のオンプレミス版の際にはこの値は必須です。
SharePoint Online に接続する場合にはSharePointEdition をSHAREPOINTONLINE に設定し、User とPassword を設定します。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
以下はDSN の構文です。
[CData SharePoint Source]
Driver = CData ODBC Driver for SharePoint
Description = My Description
User = myuseraccount
Password = mypassword
Auth Scheme = NTLM
URL = http://sharepointserver/mysite
SharePointEdition = SharePointOnPremise
Cursor をインスタンス化し、Cursor クラスのexecute メソッドを使用してSQL ステートメントを実行します。
import pyodbc
cnxn = pyodbc.connect('DRIVER={CData ODBC Driver for SharePoint};User = myuseraccount;Password = mypassword;Auth Scheme = NTLM;URL = http://sharepointserver/mysite;SharePointEdition = SharePointOnPremise;')
cursor = cnxn.cursor()
cursor.execute("SELECT Name, Revenue FROM MyCustomList WHERE Location = 'Chapel Hill'")
rows = cursor.fetchall()
for row in rows:
print(row.Name, row.Revenue)
CData ODBC Driver を使用してPyCharm でSharePoint に接続すると、SharePoint にアクセスできるPython アプリケーションを標準データベースのように構築できるようになります。このチュートリアルに関する質問、コメント、フィードバックがある場合には、support@cdata.com までご連絡ください。