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OutSystems でSingleStore に接続されたエンタープライズアプリケーションを作成

CData Connect Cloud を使用してOutSystems からSingleStore に接続し、SingleStore データをリアルタイムで使用してカスタムエンタープライズアプリを構築します。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2022-06-19
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OutSystems ロゴ

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

OutSystems は、企業がオムニチャネルのエンタープライズアプリケーションを開発、展開、管理するためのツールを提供するローコードプラットフォームです。CData Connect Cloud と組み合わせると、ビジネスアプリケーション用にSingleStore データにクラウド上でアクセスできます。この記事では、Connect Cloud にSingleStore の仮想データベースを作成し、OutSystems でSingleStore データから単純なアプリを構築する方法を説明します。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud からSingleStore に接続する

CData Connect Cloud は直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続します。
  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。 Adding a Connection
  2. Add Connection パネルから「SingleStore」を選択します。 データソースを選択
  3. 必要な認証情報を入力し、SingleStore に接続します。

    データに接続するには、次の接続プロパティが必要です。

    • Server:SingleStore データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
    • Port:SingleStore データベースをホスティングしているサーバーのポート。

    また、オプションで以下を設定することもできます。

    • SingleStore:SingleStore Server に接続する場合のデフォルトデータベース。設定されていない場合、すべてのデータベースのテーブルが返されます。

    標準認証

    標準認証で認証するには、次を設定します。

    • User:SingleStore サーバーに認証する際に使われるユーザー。
    • Password:SingleStore サーバーに認証する際に使われるパスワード。

    統合セキュリティを使用した接続

    標準のユーザー名とパスワードを提供する代わりに、Windows 認証を介して信頼されたされたユーザーをサーバーに認証できます。

    SSL 認証

    SSL 認証を活用してセキュアなセッションを介してSingleStore データに接続できます。次の接続プロパティを設定し、データに接続します。

    • SSLClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定。クライアントとサーバーの両方のマシンでトラストストアとキーストアが保持される2-way SSL の場合に使用されます。
    • SSLClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
    • SSLClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
    • SSLClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
    • SSLServerCert:サーバーが受け入れ可能な証明書。

    SSH 認証

    SSH を使用して、セキュアにリモートマシンにログインできます。SingleStore データにSSH 経由でアクセスするには、次の接続プロパティを設定します。

    • SSHClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定。
    • SSHClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
    • SSHClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
    • SSHClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
    • SSHPassword:SSH サーバーに認証するためのパスワード。
    • SSHPort:SSH 操作に使用するポート。
    • SSHServer:認証しようとしているSSH 認証サーバー。
    • SSHServerFingerPrint:接続先のホストの検証に使用するSSH サーバーのフィンガープリント。
    • SSHUser:SSH サーバーに認証するためのユーザー名。
    コネクションの設定(Salesforce の例)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. Add SingleStore Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限の更新

パーソナルアクセストークンを追加する

OAuth 認証をサポートしないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、フレームワークから接続する場合、パーソナルアクセストークン(Personal Access Token, PAT)を認証に使用できます。きめ細かくアクセスを管理するために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  2. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 新しいPAT を作成
  3. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

コネクションが構成されたら、OutSystems からSingleStore に接続できるようになります。

OutSystems からSingleStore に接続する

以下のステップでは、OutSystems からCData Connect Cloud に接続して新しいSingleStore データベース接続を作成する方法の概要を説明します。

  1. OutSystems Service Studio を開きます。
  2. 歯車アイコン をクリックし、Service Center のEnvironment Management を開きます。 Opening the Service Center
  3. Administration をクリックして「Database Connections」を選択します。
  4. 「New Database Connection」をクリックします。
  5. データベース接続を設定します。
    • Name:接続の名称(例:CData Connect Cloud SingleStore)
    • DBMS:SQL Server またはAzure SQL
    • Username:Connect Cloud ユーザー(例:user@mydomain.com)
    • Password:Connect Cloud ユーザーのPAT
    • Servertds.cdata.com,14333
    • Schema:SingleStore コネクションの名前(例: SingleStore1)
    Connecting to the Connect Cloud
  6. 「Test Connection」をクリックします。
  7. 「Create」をクリックします。

SingleStore テーブルまたはビューを拡張モジュールのエンティティにマップする

SingleStore のデータベース接続を作成したら、テーブルまたはビューをOutSystems のエンティティにマップする拡張機能を作成できます。作成していない場合は、Service Studio でアプリケーションを作成します。

  1. Service Studio を開き、既存のアプリケーションを開きます。
  2. 「Add Module」をクリックし、「Module Name」(例:singlestore_db_extension)を設定し、「Module Type」を「Extension」に設定して、「Create Module」をクリックします。 Creating a new extension module
  3. Integration Studio で、環境に接続します。
  4. 拡張ツリーで「Entities」を右クリックし、「Connect to External Table or View...」を選択します。 Connecting to external tables or views
  5. ウィザードのステップに従って、使用するテーブルおよびビューを選択します。
  6. Integration Studio で「1-Click Publish」をクリックします。
  7. 「1-Click Publish」ウィザードでプロセスが完了したら、「Configure」をクリックします。
    • Service Center で、拡張機能の論理データベース名を、拡張機能が使用するデータベース接続に関連付け、「Apply」をクリックします。 Configuring the external extension
  8. アプリケーションで「Manage Dependencies...」をクリックします。
  9. 拡張機能に依存関係を追加し、アプリケーションで使用するエンティティを選択します。 Adding a dependency to the extension

これで、標準のOutSystems エンティティと同じように、SingleStore データにアクセスして操作できます。

詳細と無償トライアル

Connect Cloud とOutSystems を使用すると、SingleStore に接続されたアプリケーションを簡単に構築できます。今すぐOutSystems のSingleStore データで作業を開始するには、Connect Cloud の無償トライアルにサインアップしてください。

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