製品をチェック

Sybase Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

SAP Sybase アイコン Sybase JDBC Driver 相談したい

Sybase データベースに連携するJava アプリケーションを簡単に構築。

国産BI ツールのActionista! からSybase に直接連携してビジュアライズ

Actionista! からリアルタイムSybase データに直接連携して分析を実施。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-07-20
sybase ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Actionista! ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

CData Driver for Sybase を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からSybase データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for Sybase をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からSybase データへの連携を設定

CData JDBC Driver for Sybase をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for Sybase をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Sybase 2019J\lib\cdata.jdbc.sybase.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するSybase のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • # Sybase loader.jdbc.displayName.Sybase = Sybase loader.jdbc.initJdbcUrl.Sybase = jdbc:sybase: loader.jdbc.url.Sybase = jdbc:sybase: loader.jdbc.driver.Sybase = cdata.jdbc.sybase.SybaseDriver loader.jdbc.dbmsInfo.Sybase = cdata.jdbc.sybase.SybaseDriver
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

Sybase データをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Sybase データをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にSybase への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:Sybase に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      Sybase は、Basic 認証、Kerberos 認証、LDAP 認証などの認証方法をいくつかサポートしています。

      Basic 認証を使用した接続

      次を設定してデータを認証し接続します。User およびPassword を設定してSybaseIQ 認証を使用します。

      • User:認証Sybase ユーザーのユーザー名に設定。
      • Password:認証Sybase ユーザーのパスワードに設定。
      • Server:SybaseIQ またはSAP SQL Anywhere データベースインスタンスの名前またはネットワークアドレスに設定。
      • Database:指定されたサーバーで実行されているSybaseIQ またはSAP SQL Anywhere データベースの名前に設定。

      オプションで、UseSSL をtrue に設定することにより、TLS/SSL で接続を保護できます。

      Note: 上記のCData 製品 設定でSAP SQL Anywhere のインスタンスに接続することもできます。

      Kerberos 認証を使用した接続

      Kerberos 認証を活用するには、次の接続プロパティを使用してそれを有効にすることから始めます。

      • AuthScheme:Kerberos に設定すると、Sybase への認証に使用されます。

      Kerberos 認証用に設定する必要がある接続プロパティに関しては、Kerberos の使用 情報を参照してください。

      以下は接続文字列の例です。 Server=MyServer;Port=MyPort;User=SampleUser;Password=SamplePassword;Database=MyDB;Kerberos=true;KerberosKDC=MyKDC;KerberosRealm=MYREALM.COM;KerberosSPN=server-name

      LDAP 認証を使用した接続

      LDAP 認証で接続するには、LDAP 認証メカニズムを使用するようにSybase サーバーサイドを設定する必要があります。

      LDAP 用にSybase を設定したら、Basic 認証と同じクレデンシャルを使用して接続できます。 jdbc:sybase:User=myuser;Password=mypassword;Server=localhost;Database=mydatabase;Charset=iso_1;

    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにSybase を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してSybase に接続します。
  • Sybase への接続が完了すると、JDBC Driver がSybase のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • Sybase のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Sybase データのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • Sybase オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でSybase データを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にSybase データのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • Sybase キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したSybase データのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Sybase キューブから表示させる項目を選択します。
  • Sybase キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • Sybase データをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for Sybase をActionista! で使うことで、ノーコードでSybase データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。