本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →CData Cmdlets Module for TaxJar は、直感的なTaxJar データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、TaxJar Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
TaxJar API への認証には、まず初めにTaxJar UI からAPI キーを取得する必要があります。
NOTE:API の利用は、Professional およびPremium TaxJar プランでのみ可能です。
すでにProfessional またはPremium プランをお持ちの方は、TaxJar UI にログインして、「アカウント」->「TaxJar API」に移動するとAPI キーを確認することができます。 API キーを取得したら、APIKey 接続プロパティに設定できます。
$conn = Connect-TaxJar -APIKey "$APIKey"
次の手順で、Orders テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-TaxJar -Connection $conn -Table Orders | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myOrdersData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-TaxJar から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-TaxJar -Connection $conn -Table Orders -Where "TransactionID = 123" | Remove-TaxJar
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyOrdersUpdates.csv | %{ $record = Select-TaxJar -Connection $TaxJar -Table Orders -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-TaxJar -Connection $taxjar -Table Orders -Columns ("TransactionID","UserID") -Values ($_.TransactionID, $_.UserID) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-TaxJar -Connection $taxjar -Table Orders -Columns ("TransactionID","UserID") -Values ($_.TransactionID, $_.UserID) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。