標準PowerShell cmdlets を使ってTwitter テーブルにアクセスして、CSV にエクスポート。
CData Cmdlets Module for Twitter は、直感的なTwitter データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、Twitter Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
Twitter への接続を設定
すべてのテーブルには認証が必要です。OAuth を使用してTwitter で認証する必要があります。OAuth では認証するユーザーにブラウザでTwitter との通信を要求します。詳しくは、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
$conn = Connect-Twitter
Twitter データを取得してCSV にパイプライン
次の手順で、Tweets テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-Twitter -Connection $conn -Table Tweets | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myTweetsData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-Twitter から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。データの削除
以下のように、指定に合致するレコードを削除することができます:
Select-Twitter -Connection $conn -Table Tweets -Where "From_User_Name = twitter" | Remove-Twitter
データの挿入と更新
CData Cmdlets は、データの加工やクレンジングを行うことができます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを、挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータの更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyTweetsUpdates.csv | %{ $record = Select-Twitter -Connection $Twitter -Table Tweets -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-Twitter -Connection $twitter -Table Tweets -Columns ("From_User_Name","Retweet_Count") -Values ($_.From_User_Name, $_.Retweet_Count) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-Twitter -Connection $twitter -Table Tweets -Columns ("From_User_Name","Retweet_Count") -Values ($_.From_User_Name, $_.Retweet_Count) } }
このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。