CData JDBC Driver for WordPress は、JDBC 標準をインプリメントし、BI ツールからIDE まで幅広いアプリケーションでWordPress data への接続を提供します。この記事では、ASTERIA WARP からWordPress data に接続する方法を説明します。
WordPress Data のJDBC データソースを作成
下記の手順に従って、ASTERIA WARPからWordPress data に接続して、RDB コネクションを作成します。
- ASTERIA WARP のasteriawarp\jre\lib\ext ディレクトリにCDATA JDBC Driver インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内のcdata.jdbc.wordpress.jar ファイルをコピーして配置します。
- 左のコネクションペインで[コネクションの作成]をクリックし、[接続種別]で[RDB]を選択します。
- コネクションの名前を入力して、OKを押します。
右のプロパティペインで接続設定を行います。
- データベースタイプ:Other
- ドライバー:cdata.jdbc.wordpress.WordPressDriver
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URL: jdbc:wordpress: に続けてセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
一般的なJDBC URL は次の通りです:
jdbc:wordpress:Url=http://www.yourwordpresshost.com;
左のコネクションペインで右クリックで保存して、[テスト接続]を実施します。これでWordPress Data への接続が確立され、ASTERIA WARP 上でRDB としてWordPress Data が利用できるようになりました。
JDBC Forwar Only ドライバーの設定を行います。この設定を行わないと、クエリ実行時に(This driver only supports TYPE_FORWARD_ONLY cursors)が発生します。
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[フローサービス管理コンソール]>[サービス]タブ>[フローエンジン]>[編集]ボタン>[JDBC Forward Only ドライバー]欄に以下を追加します。
cdata.jdbc.wordpress.WordPressDriver
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保存して設定完了です。
WordPressのデータを抽出(SELECT)するフローを作成します。
- フローを作成し、RDB Get をドラグ&ドロップします。
- プロパティ[コネクション名]で設定したコネクションを選択します。
- RDB Get アイコンをダブルクリックして、[SQL ビルダー]を開きます。
- WordPress Data の表示されているテーブルから抽出するカラム・テーブルを指定するSQL を書きます。
- [SELECT テスト]をクリックし、テーブル内容が表示されたら、SQL ビルダーを閉じます。
- フローを実行します。
このようにWordPress 内のデータをAPI を書くことなくASTERIA 上で処理することができるようになります。
サポートされるSQL についての詳細は、ヘルプドキュメントの「サポートされるSQL」をご覧ください。テーブルに関する情報は「データモデル」をご覧ください。