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MicroStrategy でCData JDBC Driver を使ってWorkday に接続

CData JDBC Driver を使用してMicroStrategy Developer のWorkday に接続します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-09-16
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CData

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MicroStrategy ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

MicroStrategy は、データ主導のイノベーションを可能にする、モビリティプラットフォームです。MicroStrategy をCData JDBC Driver for Workday とペアリングすると、MicroStrategy からリアルタイムWorkday へのデータベースのようなアクセスが得られ、レポート機能と分析機能が拡張されます。この記事では、MicroStrategy Developer でWorkday のデータベースインスタンスを作成し、Workday のWarehouse Catalog を作成します。

CData JDBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、MicroStrategy でリアルタイムWorkday と対話するための圧倒的なパフォーマンスを提供します。MicroStrategy からWorkday に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をWorkday に直接プッシュし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作) をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブのMicroStrategy データタイプを使用してWorkday を視覚化および分析できます。

MicroStrategy Developer のWorkday に接続

CData JDBC Driver for Workday に基づくデータベースインスタンスを追加することにより、MicroStrategy Developer のWorkday に接続できます。* 開始する前に、MicroStrategy Developer のインスタンスが接続されているMicroStrategy Intelligence Server をホストとするマシンにJDBC Driver for Workday をインストールする必要があります。

  1. MicroStrategy Developer を開き、[Project Source]を選択します。
  2. [Administration]->[Configuration Managers]->[Database Instances]と進み、右クリックして新しいインスタンスを追加します。 新規データベースインスタンスの作成
  3. インスタンスに名前を付け、データベース接続タイプとしてGeneric DBMS を選択し、新しいデータベース接続を作成します。 新規データベース接続の作成
  4. データベース接続ウィザードで接続に名前を付け、新しいデータベースログイン名を作成してWorkday のユーザーとパスワードを設定します。 新規データベースログインの作成
  5. 接続ウィザードの[Advanced]タブで、追加の接続文字列パラメータを以下のように設定します。
    • JDBC キーワードを接続文字列に追加します。
    • MSTR_JDBC_JAR_FOLDER をJDBC ドライバーのJAR ファイルを含むディレクトリのパスに設定します。(C:\Program Files\CData JDBC Driver for Workday\lib\ on Windows.)
    • DRIVER をドライバークラスであるcdata.jdbc.workday.WorkdayDriver に設定します。
    • URL をWorkday ドライバーのJDBC URL に設定します。これには、必要な接続プロパティが含まれています。

      Workday 接続プロパティの取得・設定方法

      ここでは、4つのWorkday API の接続パラメータを設定する方法、およびTenant とBaseURL を取得する方法について説明します。必要なAPI のパラメータが設定され、カスタムOAuth および / またはAzure AD API クライアントを作成したら、接続の準備は完了です。

      接続の前提条件

      API / 前提条件 / 接続パラメータ
      WQL / WQL サービスを有効化(下記参照) / ConnectionTypeWQL
      Reports as a Service / カタログレポートの設定(ヘルプドキュメントの「データアクセスのファインチューニング」参照) / ConnectionTypeReports
      REST / 自動で有効化 / ConnectionTypeREST
      SOAP / 自動で有効化 / ヘルプドキュメントのWorkday SOAP API への認証を参照

      BaseURL およびTenant の取得

      BaseURL およびTenant プロパティを取得するため、Workday にログインしてView API Clients を検索します。 この画面では、Workday はBaseURLTenant の両方を含むURL であるWorkday REST API Endpoint を表示します。

      REST API Endpoint のフォーマットは、 https://domain.com/subdirectories/mycompany です。ここで、

      • https://domain.com/subdirectories/BaseURL です。
      • mycompany(URL の最後のスラッシュの後の部分)はTenant です。

      例えば、REST API エンドポイントがhttps://wd3-impl-services1.workday.com/ccx/api/v1/mycompany の場合、 BaseURLhttps://wd3-impl-services1.workday.com であり、Tenantmycompany です。

      WQL サービスを有効化

      Workday WQL API を介して接続するには、はじめにWQL Service を有効にする必要があります。

      1. Workday を開きます。
      2. 検索バーにView Domain と入力します。
      3. プロンプトにWorkday Query Language と入力します。
      4. Allowed Security Group Types のいずれかに、接続するユーザーが含まれていることを確認します。

      Workday への認証

      Basic 認証以外のほとんどのWorkday 接続では、認証のためにOAuth ベースのカスタムAPI クライアントアプリケーションを作成する必要があります。これには、ユーザーがAzure AD 資格情報を介して接続するエンタープライズインストールも含まれます。 Workday への認証につての詳細は、ヘルプドキュメントの「Workday への認証」セクションを参照してください。

      ビルトイン接続文字列デザイナ

      JDBC URL の構成については、Workday JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.workday.jar

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      接続文字列ビルダーでJDBC URL を作成

      JDBC URL を構成する際に、Max Rows プロパティを定めることも可能です。これによって戻される行数を制限するため、可視化・レポートのデザイン設計時のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

    以下は、一般的な追加の接続文字列プロパティです。

    JDBC;MSTR_JDBC_JAR_FOLDER=PATH\TO\JAR\;DRIVER=cdata.jdbc.workday.WorkdayDriver;URL={jdbc:workday:User=myuser;Password=mypassword;Tenant=mycompany_gm1;Host=https://wd3-impl-services1.workday.com}; Configuring the connection to Workday データ using JDBC.
  6. ODBC データソースが選択されていないことを確認し、(これによりMicroStrategy がトリガーされ、追加の接続文字列パラメータを使用してデータベースインスタンスが構築されます)[OK]をクリックします。
  7. [OK]をクリックし、データベースインスタンスウィザードを閉じます。
  8. [Project Source]でプロジェクトを右クリックし、[Project configuration]を開きます。
  9. [Database Instances]に移動し、新しく作成したデータベースインスタンスを選択して[OK]をクリックします。 Adding the new database instance to the project.
  10. MicroStrategy Developerを閉じ、接続されたMicroStrategy Intelligence Server を再起動してデータベースインスタンスの作成を完了します。

データベースインスタンスを構成すると、Warehouse Catalog およびData Import からWorkday に接続できるようになります。

Warehouse Catalog からWorkday データに接続する

JDBC Driver for Workday に基づいてデータベースインスタンスを作成すると、Warehouse Catalog のデータに接続できます。

  1. プロジェクトを選択し、[Schema]->[Warehouse Catalog]をクリックします。 Creating the Warehouse Catalog
  2. [Read Settings for the Catalog]で[Settings]をクリックし、スキーマを取得するためのクエリを設定します。
    • テーブルのリストを取得するには、以下のクエリを使用します。 SELECT * FROM SYS_TABLES
    • 選択したテーブルの例のリストを取得するには、以下のクエリを使用します。 SELECT DISTINCT CatalogName NAME_SPACE, TableName TAB_NAME, ColumnName COL_NAME, DataTypeName DATA_TYPE, Length DATA_LEN, NumericPrecision DATA_PREC, NumericScale DATA_SCALE FROM SYS_TABLECOLUMNS WHERE TableName IN (#TABLE_LIST#) ORDER BY 1,2,3
    Custom metadata queries.
  3. プロジェクトで使用するテーブルを選択します。 Selecting tables to be used in the project.

MicroStrategy のCData JDBC Driver for Workday を使用すると、Workday で安定したビジュアライズとレポートを簡単に作成できます。詳細については、MictroStrategy でのWorkday への接続MicroStrategy Desktop でのWorkday への接続 に関するほかの記事をお読みください。


NoteJDBC Driver を使用して接続するには、3層から4層のアーキテクチャが必要です。

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