CData Software より新年のご挨拶

by Jonathan Hikita | 2019年01月07日

あけましておめでとうございます。CData Software Japan 代表の疋田です。

2019年のはじめにあたり、ご挨拶を申し上げます。

「SELECT * FROM CLOUD」 をコーポレートメッセージに

2018年後半から「SELECT * FROM CLOUD」をコーポレートメッセージとして採用しています。日本ではあまりなじみのないクラウド向けデータドライバーを端的に表すメッセージは何だろう?と考え、「SQL 文でいいじゃないか、日本語でも英語でもなく」という結論に達しました。データを扱う最も一般的なクエリ言語はSQL 言語です。SQL であらゆるエンタープライズデータにアクセスできるように、CData Software では高品質なデータ連携ツールを開発・提供し続けます。

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SELECT * FROM CLOUD

2018年、CData はエンドユーザー向けソリューションを本格展開

2018年を振り返ると、CData Software はコア技術であるODBC/JDBC ドライバーを活かし、エンタープライズでコーディング実装なしで使える高度なソリューションの提供が強化された一年となりました。

API Server 2018 では管理API 機能をリリース

REST API の開発・運用基盤のAPI Server が大幅にバージョンアップ。API Server 2018版では、管理API 機能、AD 連携、スケーラブルなデプロイ機能などが追加され既存のWeb サービスやSaaS のREST API 実装に便利な製品となりました。

API 開発・運用基盤「CData API Server」2018版リリース

データレプリケーションツールCData Sync の複数データソース対応版リリース

Salesforce、Dynamics CRM、Marketo などのクラウドデータをRDB にレプリケーションするCData Sync。2018版では、Web 管理コンソールにリニューアルされ、1台のSync アプリケーションで複数のデータソースを扱うことができるようになりました。企業のETL 処理の中でもニーズの大きいクラウドデータのバクアップや分析用DB へのレプリケーションをシンプルなツールで実現するData Sync を是非お試しください。

クラウドデータのDB への同期ツール 「CData Sync」をリリース

リモーティング用のSQL Broker / Cloud Hub

ODBC やJDBC などのインターフェースを備えていない帳票・BI ツールや、クラウドETL・BI サービス向けにREST・ドライバーに代わる第三のインターフェースがMySQL/SQL Server インターフェースです。Salesforce やkintone など100を超えるクラウドデータをMySQL / SQL Server に仮想化し、アプリケーションからのアクセスを実現します。

クラウドデータへのODBC リモート接続を可能にする『SQL Broker』をリリース

CData Cloudhub - MySQL インスタンスにSalesforce を仮想化

Power BI Connectors リリース

マイクロソフト社のBI ツール「Power BI」に100以上のクラウド・オンプレソースへの連携を実現するPower BI Connectors を発表しました。

Power BI に最適化された「CData Power BI Connectors」シリーズをリリース

2019 年にむけて

さようならバズワード、そしてBI before AI

2017~2018 年は、AI、IoT、RPA からデジタル改革(DX)まで多くのバズワードがでてきました。しかし、これらのバズワードはハイプサイクル幻滅期入りとなりました。

デジタルトランスフォーメーションや、それに連なるAI、IoT はデータを蓄積し、データを分析し、プログラムに判断をさせることで新しい気付きを得たり、効率を10倍以上にも高める試みです。ただし、「BI before AI」、データという土台なくして豪華な建物を建てることは愚の骨頂です。

The AI Journey | Steve "Guggs" Guggenheimer's Blog

まずは、基本に立ち返って企業データの整備と自動化を急ぎましょう。企業データが様々な横ぐしで分析できること、マスターデータの統一、トランザクションデータの自動化といったことから始め直しましょう。そして経営者がデータがどこから来て、どう加工されて自分に見せられているのかを把握することが大切です。

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