Drivers in Focus: Salesforce

by Jonathan Hikita | 2021年03月22日

Salesforce は、顧客体験の中心としてCRM、グループウェア、デジタルマーケティング、マーケティングオートメーション、AI などさまざまな用途で企業をサポートしています。Salesforce は、多くのユーザー企業の成功に裏打ちされたCRM です。そんなベストなCRM を使いこなすには、Salesforce のデータを企業のビジネスにかかわる様々なチームで連携・共有する必要があります。データ分析、アプリケーション連携、DB 連携などを効率的に実現するのがCData のSalesforce 連携ソリューションです。この記事ではCData のシンプルかつパワフルなSalesforce データ連携ツールを紹介するとともに、弊社のエンジニアチームが作成しているSalesforce 連携のTips をまとめて紹介します。

企業のあらゆるSalesforce 連携をサポート

CData の Salesforce データ連携ソリューション は、さまざまなユースケースに最適なツールを提供します:

データ分析、BI 連携、データ基盤構築

今日の企業の営業およびマーケティング活動は、データの継続的なモニタリングと分析が欠かせません。Salesforce 内のデータに連携し、顧客の獲得コスト、ファネル、パイプライン・確度、ライフタイムバリュー(LTV)などクリティカルな指標をリアルタイムで企業内で広く共有し、データドリブンな風土を作る必要があります。

Salesforce にはレポーティング機能がありますが、多くの場合には企業のデータエンジニアは、より使いやすい外部のツールでSalesforce データの分析、ビジュアライズを行います。CDAta Salesforce Drivers and Adapters は、主要なBI、アナリティクスツール にSalesforce データを直接連携させることが可能です。CData のドライバー、コネクタは、Salesforce データをあたかもRDB のようにテーブル構造でアクセス可能にします。使い慣れたBI、アナリティクスツールから、通常のデータベース接続用のインターフェースで、Salesforce データのクエリが可能になります。

Salesforce 以外の業務データと組み合わせた分析、Salesforce のデータが膨大な場合などには、データ基盤となるDB やクラウドデータストレージにデータを同期させる方法もあります。CData Sync を使えば、ノーコードSalesforce や他の200種類以上のSaaS やDB データをデータウェアハウス(DWH)にレプリケーションすることができます。Salesforce とマーケティングオートメーションデータ、基幹DB データ、サポートデータなど企業内の多様な顧客データを組み合わせた分析がトレンドになっています。DWH には、Oracle、SQL Server などのDB 以外にも、Google BigQueryAmazon RedshiftSnowflake などのクラウドデータストアへのデータローディングが可能です。

Salesforce から外部データにConnect 連携

企業では、Salesforce 以外にもオンプレミスのDB や他のSaaS に顧客データを保有しています。Salesforce Connect 機能を使えば、Salesforce から外部オブジェクトを呼び出して使用することが可能です。Salesforce Connect で外部データにアクセスするために、CData では、CData ConnectCData API Server の二つのソリューションを提供しています。CData Connect は、SaaS データ向け、CData API Server は、オンプレミスのDB 向けの製品で、これらの外部データをSalesforce Connect でアクセスできるOData API としてホストします。たとえば、オンプレミスのSQL Server データにSalesforce からCRUD 操作を行う ことが可能になります。

Salesforce とSQL Server の双方向連携

SQL Server は、企業でもっとも使われているデータベースのひとつです。(US では)80% の企業が、基幹システムのDB、パッケージソフトのDB、分析基盤など何らかの形でSQL Server を使っています。Salesforce とそれらのSQL Server のデータの連携には多くのエンジニアリソースが咲かれています。DBAmp は、Salesforce とSQL Server の双方向連携を実現するツールです。Salesforce データをSQL Server のリンクサーバーとして扱うだけでなく、SQL Server 側のデータをSalesforce に書き込むことが簡単にできます。

業務プロセス自動化、基幹アプリ連携

Salesforce 連携の中でも難易度が高いものが他のアプリケーションとのデータ連携です。業務プロセスの自動化は働き方改革やDX において大変重要ですが、多様なアプリケーションやSaaS との連携は、そのプロトコルやクエリ方法の理解からはじめ、大変手間のかかるものです。CData Arc を使えば、Salesforce のファイル連携、DB 連携、SaaS 連携をノーコードで構築・実行することができます。ビジュアルなワークフローデザイナーで、Salesforce と連携先のコネクタを設定し、マッピングをデザインするだけで多様なワークフロー連携が可能になります。

CData ソリューションの強味

CData のSalesforce 連携は、SQL のような汎用データ技術をベースにしている点が特徴です。標準技術に準拠することであらゆるアプリケーションからの利用、エンジニアが使い慣れた方法での利用を実現します。

  • Salesforce のカスタムエンティティの自動検出
  • 標準SQL でのCRUD 操作、JOIN、集計
  • クエリプッシュダウンによる効率的なフィルタリング
  • バルクAPI の活用によるハイパフォーマンス
  • テーブル形式でのデータモデリング・スキーマ付与によるリレーション利用

これらの機能はCData のすべての連携ソリューションのコア技術として提供されています。

CData Drivers for Salesforce は、BI、ETL での利用向けにはJDBC DriversODBC Drivers 、カスタムアプリケーション向けには、ADO.NET ProvidersPython Connectors を提供しています。ほかにもツール向けのカスタムコネクタとして、Python ConnectorsTableauPower BISSIS など多様なラインアップがあります。

Salesforce 連携のTips 集

CData のサポートチームに寄せられた質問や、便利な使い方についての記事を作成しています。それらのTips をまとめました。

Salesforce API のTips

まずは、Salesforce のAPI を使う準備から説明している記事を紹介します。

CData Salesforce 連携製品の注目機能

他にも多くのSalesforce のAPI や連携についてのTips を用意しています。是非、CData のブログやWebsite をご覧ください。



関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。