プレスリリースで振り返るCData の2022年~Connect Cloud、Sync、パートナーシップが熱い~

by Jonathan Hikita | 2022年12月24日

Happy Holidays 2022-2023!

2022年は、CData にとって大きな変化・挑戦の年でした。CData Japan の皆さまへの新提供製品やパートナーとの新しい価値提供について振り返ってみます。

この記事は、CData Advent Calendar 2022 の25日目の記事です。

CData Drivers がSaaS になった『CData Connect Cloud』をリリース

2022/06 に、CData Connect Cloud をリリースしました。CData はオンプレミス・デスクトップツールのSaaS 連携を拡充するドライバー形式のコネクタ(JDBC / ODBC / ADO / Python)を提供してきました。しかし、ユーザーからは「クラウドBI、スプシー、クラウド上のNoCode / LowCode サービスからも外部SaaS 連携をしたい」というリクエストを頂くようになりました。

そこでリアルタイム連携をクラウド上のサービスから行える『CData Connect Cloud』をリリースしました。クラウド上に125種類以上のSaaS / DB データを仮想化して、Google スプレッドシート、各種BI、各種iPaaS、NoCode ツールから幅広いSaaS へのノーコードでの連携を実現しています。Google スプレッドシート、Google Looker Studio (旧Data Portal)、Talbeau、SQL Server のリンクサーバーからの利用ケースはテッパンです。

リリース後に大きな反響があり、多くのパートナーから「ウチの製品でもConnect Cloud につなぎたい」と製品連携がなされ、たくさんのユーザーに使っていただいています。

SaaS 提供をはじめたCData のコネクティビティソリューションに今後もご期待ください。

B2B 連携をシンプルにする『CData Arc』をリリース

CData Japan としてはじめてMFT(データ転送)、EDI(電子データ交換)、EAI(アプリケーション間データ連携)の機能を持つ『CData Arc』をリリースしました。CData はSaaS / DB へのコネクタ提供を主軸にユーザーをサポートしてきました。今回のCData Arc は、実際にB2B データ連携のコアとなる製品です。

企業取引の多様化(サプライチェーンの再編、EC など販売チャネルが多様化)、企業データの変化(Box などのクラウドストレージや電子帳簿保存法にかかるファイルのメタデータなど)、システム開発のスピードの加速(自社開発・DX)という世の中の大きな動きがあります。そこで、従来とは異なるMFT・EDI・EAI のオールインワンのプラットフォーム、圧倒的なコネクタラインアップ(CData ですからっ!)、使いやすくはじめやすいUI やライセンスプランでB2B 連携を一層使いやすくします。

CData Sync でCDC(変更データキャプチャ)、dtd 連携、ヒストリーモードのビッグアップデート

Salesfore、Marketo、Pardot、kintone などのデータのDB / DWH へのデータパイプラインツールCData Sync では、大きなアップデートを行いました。SQL Server、PostgreSQL に続きMySQL、Oracle でのCDC(変更データキャプチャ)に対応しました。オンプレミスインストール可能なCData Sync では、オンプレミスRDB データをクラウドにレプリケートする際に負荷を軽減するCDC 機能が大人気。

ELT モデルの"T データ変換"を行うdbt ツールがSync から起動可能になりました。また、同期データの変更履歴をDWH 側で保持するヒストリーモードをリリースしました。データの変化を追うような分析に大変便利です。

企業のデータ利用を支えるデータ基盤へのパイプライン製品としてCData Sync はドンドン進化しています。

新規ドライバーリリース(Yahoo!広告、HCL Notes / Domino、GraphQL、freee、LINE WORKS などなど)

CData では、既存のドライバーの絶えざる機能強化、API 追従(V22 リリース参照)に加えて、ユーザーやパートナーのリクエストによりあたらしいデータソースの対応を行っています。ユーザーが利用するSaaS は日々増加しています。これらに接続するSQL ベースのコネクタの提供はCData Software の使命です。

今、CData Driver の対応SaaS / DB は、272種類です、Profiles が150種類を超えています!!

SOC 2 取得でOEMパートナー・ユーザーに安心をお届け

CData は、2022年11月にSOC 2認証(米国公認会計士協会のセキュリティ基準)のType 1 を取得しました。現代の企業にとって情報セキュリティは最大の懸案事項です。多くのユーザーに直接・もしくはOEM を通じて提供されるCData のコネクタのセキュリティ、信頼性、透明性は大変重要です。CData では、市場での最高水準のセキュリティと信頼性を備えたデータ連携ソリューションの提供に引き続き心血を注ぎます。

ほかにも

他にもGoogle BigQuery のCloud Ready 認証Deloitte fast 500 受賞や、いろいろなパートナーシップの発表などうれしいニュースを多くお届けすることができました。

来年も、データコネクティビティの提供でユーザー・パートナーの皆さまのデータ連携を支えて参ります。

それではみなさん、よいお年をお迎えください。

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