はじめに
CData Virtualityは、エンタープライズグレードのデータ仮想化プラットフォームです。データ仮想化によるリアルタイムデータアクセスとデータレプリケーションのバイモーダルによるデータ連携を提供します。本記事では、Oracle Database内のデータを仮想統合して活用する手順をご紹介します。

事前準備
CData Virtualityには、インストール版とフルマネージドクラウド(SaaS)版がございます。入手および初期設定方法は以下の記事をご参照ください。
Oracle Databaseへの接続
CData Virtuality WebInterfaceにて「Connections > Source」メニューより「+New Connection」でOracle Databaseへの接続を追加します。
検索ボックスで「Oracle」と検索すると「ORACLE」と「ORACLE ADWC」のデータソースがヒットします。本記事では「ORACLE」を利用します。
Oracle Database への接続情報を設定する画面が開きます。
以下の項目をセットして「Connect」ボタンをクリックします。
- Datasouce name : 任意(本例では「oracle」)
- Host : Oracle Databaseのホスト名、もしくはIPアドレス
- Port : Oracle Databaseへの接続ポート番号(本例では1521)
- User : Oracle Databaseへの接続ユーザ
- Password : Oracle Databaseへの接続パスワード
- SID / ServiceName : Oracle DatabaseのSID、もしくはサービス名
- Schema :Oracle Databaseの接続スキーマ名
上記プロパティ値をセットしたら「Connect」ボタンをクリックします。
接続に成功すると、Oracle Database内のテーブル一覧が表示されます。
「Model and Manage Your Data」内の「Go to Code Editior」ボタンをクリックしてCode Editor画面を開きます。
コードエディタからの確認
Code Editorを開き、Data Sources内に上記手順で作成したOracle Databaseのデータソース(本例では「oracle」)が追加されていることを確認します。
Oracle Databaseのデータソースをクリックして、Oracle Databaseのテーブルの右3点をクリックして「Generate Statement」を選択します。
EditionエリアにSELECT Statementが生成されたらSQLを「▶︎(Run Script)」で実行します。
Oracle Database内のレコードデータが取得できれば成功です。
まとめ
本記事では、Oracle Database内のテーブルデータを仮想統合して活用する手順をご紹介しました。CData Virtualityはフルマネージドクラウド(SaaS)版、および、インストール版で無償トライアルを提供しています。無償トライアルを始められたい方や設定を進める中でご不明な点が出てきた際には弊社
テクニカルサポートまでお問い合わせください。
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