Excel Add-In for Square の使い方|カスタムOAuth アプリ作成編

by 出村さやか | 2023年04月04日

本記事では、Square 内のデータをExcel Add-Ins で取得する方法(認証方法:カスタムOAuth アプリの場合)をご紹介します。

※OAuth アプリを作成することなくSquare に接続可能な埋め込みクレデンシャル利用編はこちら

事前準備

Excel をご利用のマシンにExcel Add-In for Square をインストールします。

Excel Add-In for Square の30日間無償トライアルダウンロード

Square 側でカスタムOAuth アプリを作成する

1.Squre Developer サイト( https://developer.squareup.com/jp/ja )にログインします。

※Squareビジネスオーナーアカウントにてログインいただけると思います。

2.[Applications]項目の[+]をクリックします。

3.任意のアプリケーション名を入力し、[Next]をクリックします。

4.下記が表示されたら適切なものにチェックを入れていただくか、[Skip]します。

5.[Credentials]ページが表示されます。このとき画面右側に[Resources]が表示されている場合はX印をクリックし、閉じてください。

6.[OAuth]>[Production]を開き、[Production Refirect URL]を入力し、画面右下の[Save]をクリックします。

※Production Refirect URL とは、ユーザー認証に成功した際のリダイレクト先(転送先)URL のことです。
 本記事では単にリダイレクトが行われればよいので、http://localhost:33333 を使用しました。
 指定したポート(例:33333)がすでに利用されていた場合は、未使用のポートを指定してください。

接続テスト

7.Excel を開き[CData]>[データの取得]>[取得元:Square]をクリックします。

8.[CData 接続エディタ]のタブ[詳細]を開き、手順6の画面に表示されている値を下記のとおり入力します。

項目名 入力値
OAuth Client Id Square のProduction Application ID
OAuth Client Secret Square のProduction Application secret
Callback URL Square にて設定したProduction Redirect URL
Schema v1、あるいはv2 を選択

※Schema は、ご利用になりたいデータに応じて選択ください。
 v1 のデータモデル:https://cdn.cdata.com/help/CRH/jp/xls/pg_v1datamodel.htm
 v2 のデータモデル:https://cdn.cdata.com/help/CRH/jp/xls/pg_v2datamodel.htm

9.[接続テスト]をクリックします。Web ブラウザが開き、Square の認証が行われます。(Square へのログインを求められるなどします。)

10.認証が通ると[サーバーに接続できました。]のメッセージが表示されますので、[OK]をクリックし[CData 接続エディタ]を閉じます。

データの取得

11.[CData クエリ]画面が表示されますので、[テーブル/ビュー]で参照されたいテーブル/ビューを選択し、[OK]をクリックします。

12.再度[OK]をクリックします。

※データを100 行以上取得したい場合:最大行数のチェックを外し、取得したい行数を指定いただけます。

13.手順11で選択したテーブル/ビューがシートの形で取得されます。

以上、Square 内のデータをExcel Add-Ins で取得する方法(認証方法:カスタムOAuth アプリの場合)でした。

Square と接続いただけない場合などは、画面右下のチャットなどからお気軽にお問合せください!

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