Tableau Desktop の接続をCData に変更する方法|「データソースの置換」でかんたん置き換え!

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Tableau Desktopからデータソースへの直接接続がかなわない場合、データソースから出力したCSVファイルを元にダッシュボード等を作成されることがあるかと思います。

この場合、データの最新化を行いたいときは都度CSVファイルを出力しなければならず、ちょっと面倒です。

そこで、CData Driversの出番!

CData Driversをご利用いただくと、Tableau Desktopが標準で接続に対応しているデータソースに加えてこちらのデータソースへの直接の接続が実現いただけ、データの最新化もTableau Desktop側の機能や操作で実施いただけます。

しかも、Tableau Desktopの機能「データソースの置換」を使用すれば、作成済みのダッシュボード等を活かしながら(ダッシュボード等を再作成することなく)、データソースのみをCSVファイルからCData Driversによる接続へ変更することが可能です。

そこで、本記事ではkintoneとTableau Desktopの接続を例に、データソースの置換手順をご紹介いたします。

具体的には、kintoneのサンプルアプリ「案件管理(営業支援パック)」から出力したCSVファイルをデータソースとしていたものを、Tableau Desktopの機能「データソースの置換」を利用して(CData kintone Driversの一種)CData kintone Tableau Connectorにて取得したデータソースに置換してみます。

なお、今回はデータソースの置換前=CSVファイル、置換後=CData kintone Tableau Connectorを例にしておりますが、この組み合わせ以外でもデータソースの置換は可能です。

ただし、データソースの置換機能はTableau CloudやTableau Serverでは利用できませんのでご注意ください。
(ご参考)データ ソースの置換(外部サイト)

目次

データソースの置換前の状態を確認

下画像のCSVファイルをデータソースとし、

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ハイライト表の形でデータを可視化しました。


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データソースの置換を行ってみる

kintone Tableau Connectorの準備

1.Tableau Desktopを利用しているマシンにkintone Tableau Connectorをダウンロード&インストールします。
kintone Tableau Connector|30日間無償トライアル版ダウンロードURL:https://www.cdata.com/jp/drivers/kintone/download/tableau/

データソースの置換

2.Tablau Desktopでデータソースを置換したいワークブックを開きます。

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3.[データ]>[新しいデータソース]をクリックします。

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4.[サーバーへ]の[その他]の中にある[CData によるKintone]をクリックします。

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5.サブウィンドウ[CData によるKintone]が開くので、kintoneとの接続に必要な情報を入力します。

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[Auth Scheme](認証方式)として[Password]を選択している場合は、URL=kintoneのログインURL、User=kintoneのログインID、Password=kintoneのログインパスワードの3点セットになります。

6.[サインイン]をクリックします。

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7.新しいデータソース(Kintone(CData によるKintone))の接続完了です。

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8.今回利用する表(本記事では「案件管理(営業支援パック)」をキャンバスまでドラック&ドロップします。

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※[今すぐ更新]をクリックするとデータをプレビューできます。

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9.シートに移動します。

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10.[データ]>[データソースの置換]をクリックします。

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11.[現在]のデータソース(本記事ではCSVファイル)と[置換]するデータソース(本記事では8で設定した「案件管理(営業支援パック)」)を選択し、[OK]をクリックします。

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※データソースの置換を行う対象範囲を現在開いているシートのみとする場合は「現在のワークシートのみを置換する」にチェックを入れます。

12.データソースが置換されます。

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置換前後のデータソースに相違がある場合は?

例えば、CSVファイル(置換前のデータソース)にしかない項目名やデータがあった場合、置換後のシートはどのような状態になるのでしょうか?

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試してみたいと思います。上記のデータを今度はテキスト表の形式でデータを可視化してみました。

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上記のシートのデータソースをCSVファイルから上記2~12の手順で用意した「案件管理(営業支援パック)」に置換してみます。すると、エラーが表示される状態になります。

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こういった場合は、[データソースの編集]を行います。

例えば、CSVファイルにしか存在しない「企業名」を置換後のデータソースにある「顧客名」を参照するよう変更したい場合は、データペインの「企業名」の上で右クリックし、[参照の置換]にて参照先を「顧客名」に変更します。

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また、CSVファイルにしか存在しないデータはとりあえず削除してみますと、

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エラーが解消します。

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上記以外にもデータソースの編集方法がありますので、詳しくは下記Tableauヘルプを確認ください。
データソースの編集(外部サイト)

まとめ

データソースの置換機能を活用すれば、作成済みのダッシュボード等を活かしながら(ダッシュボード等を再作成することなく)、データソースのみをCData Driversによる接続へ変更することが可能です。

「このデータソースはCData Driversで対応してる?」などございましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください!

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