Salesforce データ連携で経営・現場からのレポート要求に応えデータドリブン経営を加速

エネサーブ様がSalesforce データをExcel ライクかつ高度な表現が可能なdbSheetClient にリアルタイム連携

エネサーブ株式会社は、「総合エネルギーサービスで、人と社会の幸せを実現する」をビジョンに顧客視点に立ったサービス・商品の提供を通じて、社会全体の環境負荷を低減し、社会・お客様・当社の発展を目指して事業を展開されています。
エネサーブでは、お客様のSDGs や脱炭素をサポートする省エネコンサルティング事業においてSalesforce を活用されています。今般、Salesforce のレポーティング機能強化のためにdbSheetClient とCData JDBC Driver for Salesforce を導入されました。経営と現場が使える商談管理レポートをリアルタイムにSalesforce データを使って表現することで、データドリブン経営を加速しています。


Challenges:

  • Salesforce 導入による省エネコンサルティング事業の推進
  • 経営と現場からの高度な商談管理ニーズ

Solutions:

  • CData JDBC Driver for Salesforce を使ってdbSheetClient とSalesforce の連携を実現
  • 使い慣れたExcel ライクな表現のレポート作成
  • 経営と現場で同じデータをベースにしてデータドリブン経営を加速

本件を主導された、総合システム部システム開発グループ小西マネージャーにお話をお伺いしました。

Q: 本プロジェクトについて概要を教えてください。

小西氏:当社は従来電気設備の保守点検業務を行っていますが、近年はSDGs やCO2 削減など省エネがお客様の大きな課題となっており、ニーズに応える省エネコンサルティング事業を行っています。省エネコンサルティングはお客様への情報提供から実際のコンサルティングプロジェクト実施まで長いプロセスを必要とするため、お客様とのリレーション管理のためにSalesforce を導入しました。

Salesforce 導入を進める中で、経営および現場から確度別の商談数の変化把握など高度な管理を含むExcel ライクなレポーティングを求める声が上がってきました。そこでニューコム社が提供するdbSheetClient というExcel ライクなレポートを作成できるツールでSalesforce のレポート作成を検討しはじめました。

Q: CData JDBC Drivers for Salesforce はどのように選定されましたか?

小西氏:dbSheetClient からSalesforce にデータ連携できることが一番の課題でした。ドライバーだけでSalesforce データをdbSheetClient で使うことができるCData Driver がフィットすると感じました。ポイントとしてはSalesforce API に精通したエンジニアでない社内の誰でも使えるようなシンプルな仕組みであることも重要でした。

あとは思い切って「まずやってみよう」という社風ですので試用版をすぐに使い始めました。もともと弊社は基幹システムを自社開発していたので、今回のSalesforce 連携についても、便利なツールがあれば採用するし、必要なら自社開発でも仕方がないという考えです。自社開発で築いてきた業務理解やツールを見極める力があるので、トライアル&エラーを前提でCData Salesforce Driver を試しました。

Q: CData JDBC Driver for Salesforce を使ってみていかがでしたか?

小西氏:CData Driver は、JDBC リモーティング機能を使ってdbSheetClient との連携部分を実装しています。CData がSalesforce のAPI を使い慣れたMySQL のインターフェースでアクセス可能にしてくれているので、簡単にSalesforce への連携ができました。CData の日本のサポートもすばらしく、30日のトライアル期間中にほぼ実装ができてしまいました。自社開発をしてきたシステム部としてはSQL でのデータ操作であれば多くのメンバーがこのツールを使うことができるので運用にも適していると感じています。

社内では「Salesforce の商談管理レポートを経営・現場双方が見たい形でレポートできる」ことで、データを通じた社内コミュニケーションが密になり、データドリブン経営の加速に寄与しています。

Q: 今後の展望を教えてください。

小西氏:すでにCData JDBC Driver for Google スプレッドシートも追加導入し、MySQL リモーティング機能を駆使して、電力の小売状況を社内でExcel からGoogle スプレッドシートに連携するために使用しています。今後は、自社開発の与信管理システムとSalesforce の連携なども検討しています。SQL をベースとしたCData のドライバー製品は、オンプレミスとSaaS をハイブリッドで運用する弊社の強い味方です。

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