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API Server はインストールタイプのアプリケーションで、オンプレミスおよびクラウドデータをカスタムREST API として公開します。 本記事は、CData API Server の製品および機能についての概要説明です。
内容
- API Server は何をするソフトウェアですか?
- API Server が生成するAPI はどのようなAPI ですか?
- サポートされるOData 機能
- OData よりさらに使いやすいAPI Server Drivers
- 複雑なクエリの処理: JOINs & 集計
- 生成したAPI の配布・公開
- 何からはじめればよいですか?
API Server は何をするソフトウェアですか?
API Serverは、さまざまなデータソースに対して統一されたAPI を作ることを可能にします。GUI による簡単な操作だけで、データソースへの接続を確立し、超高速でREST API を作ることができます。 データソースはRDBMS 、ファイルフォーマット(CSV/TSV、JSON、etc.)、オンプレミスソフトウェア(QuickBooks、MS Excel、MS Access、etc.)、NoSQL、SaaS などに対応しています。API Server は、あなたのサーバーにインストールされるため、簡単にローカルおよびリモートでのAPI へのアクセスが可能です。
API Server が生成するAPI はどのようなAPI ですか?
API Server は、デフォルトでOData プロトコルのAPI を生成します。OData 規格は多くのBI、帳票、ETL ツールや一般の開発フレームワークやライブラリで最も使われている規格です。 API Server にデータソースを接続して、API として公開するリソースを設定するだけで、HTTP リクエストを送るだけでデータの読み書きが可能です。 OData をネイティブでサポートするBI、帳票、ETL ツールからはHTTP リクエストを発行・送信するプロセスはバックグラウンドで行われます。 プログラミングでリクエストを送信する場合には、API Server の[API]ページで使用可能なエンドポイントや操作を行うためのHTTP メソッドを参照できます。
API Server は、リソースのエンドポイントのメタデータを発見し、自動的にエンドポイントを生成します。 同時にSwagger エンドポイントも作成し、Swagger に対応するツール、サービス、ライブラリへのシームレスな連携を実現します。 API Server に追加したリソース毎に個別のエンドポイントが生成され、独立してデータ操作が可能です。 例えば、Salesforce をデータソースとしてAPI Server に設定し、Account 情報をリソースに登録した場合には、次のURL のようなHTTP リクエストをAPI Server に投げることで Salesforce のAccount データを操作できます: http://address:port/api.rsc/Salesforce_Account
サポートされるOData 機能
API Server は、次のOData 4.0 標準のURL パラメータをサポートします:
- $filter
- $expand
- $select
- $orderby
- $top
- $skip
- $inlinecount
- $count
- $format
API Server はOData リクエストを受け取り、ベースとなるデータソースのネイティブプロトコル、もしくはAPI に変換し、レスポンスを処理し、データを返します。 これらのOData パラメータの詳細については、API Server ページのヘルプドキュメントに記載されています。
OData よりさらに使いやすいAPI Server Drivers
OData プロトコルでのデータ連携に対応していないツールに対しては、CData は標準SQL ベースでのデータ連携を実現するAPI Server 向けドライバー製品を提供します。 ADO.NET、ODBC、JDBC などの標準インターフェースのドライバーおよび、Excel、SSIS、BizTalk、PowerShell などの製品から直接API Server にアクセスすることが可能です。
API Server Drivers では、接続プロパティでAPI Server に接続を確立するだけです。 接続確立後は、他のドライバー製品と同じように、自動でスキーマ検出を行い、標準SQL でのCRUD 処理が可能です。
複雑なクエリの処理: JOINs & 集計
API Server は、SQL-92 規格のクエリを直接受けることができ、JOIN や集計などの複雑なクエリを処理することができます。 API Server は、可能な限り、データ処理をデータソース側で行うようにしています。この機能はAPI Server Drivers から使うことができます。 詳細については、API Server ページのヘルプドキュメントに記載されています。
生成したAPI の配布・公開
生成したAPI の配布には、エンドポイントのみのインスタンスを配布することができます。 API Server の[デプロイ]タブからこの処理を行います。デプロイ先プラットフォーム(Windows、Java、PHP、Node.js)、ロケーション、およびログを保存するデータベースを指定します。 ヘルプドキュメントを同じ場所にデプロイすることも可能です。 詳細については、API Server ページのヘルプドキュメントに記載されています。
何からはじめればよいですか?
API Server は、現在Windows、Mac、Linux/Unix 上で動作します。 API Server をダウンロードして、RDB やお好みのSaaS、NoSQL、フラットファイルからのREST API 生成を体感してください。 30日の無償試用版や、パーソナル利用の無償版があります。
API Server についても便利なナレッジベース記事を充実させていきます。 次のような、代表的なホスティング環境での利用記事を参照してください Microsoft Azure、 Amazon EC2、Heroku。