各製品の資料を入手。
詳細はこちら →CData
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
ここでは、CData BizTalk Adapter for ActCRM を使用して静的な一方向送信ポートを作成、構成、テストする手順を説明します。静的な一方向送信ポートを使用することで、アップデートグラム、SQL コマンド、ストアドプロシージャを実行できます。送信ポートは、 返答データを持たない Act CRM データ変更の操作に役立ちます。通常、これはDELETE またはUPDATE のSQL コマンドか、アップデートグラムですが、場合によっては、ストアドプロシージャになります。
SELECT コマンドの実行や、作成したレコードId の取得のような、応答するアクションをトリガーする場合は、要請応答送信ポートを使用します。
静的な一方向送信ポートを作成し、Act CRM アダプタをトランスポートタイプとして使用するように構成します。
[Transport Properties]ダイアログで、アダプタが実行するコマンドを定義します。
Connection String Options ダイアログで、Act CRM への接続に必要な資格情報とその他のプロパティを設定します。
URL=https://myActCRMserver.com;User=myUser;Password=myPassword;ActDatabase=MyDB;
Authentication セクションのUser とPassword プロパティに、有効なAct! ユーザー資格情報を設定する必要があります。認証値に加えて、以下も参照してください。
Act! Premium への接続
認証値に加えて、Act! へのURL も設定が必要です。例:https://eup1-iis-04.eu.hosted.act.com/。
さらに、接続するActDatabase を指定する必要があります。これは、ご自分のアカウントの「About Act! Premium」メニューのページ右上にある「?」で確認することができます。表示されたウィンドウの「Database Name」を使用します。
Act! Premium Cloud への接続
Act! Premium Cloud アカウントに接続するには、ActCloudName プロパティも指定する必要があります。このプロパティはCloud アカウントのURL アドレスで確認できます。例:https://eup1-iis-04.eu.hosted.act.com/ActCloudName/。
ActCRM メタデータの取得は高負荷になる可能性があることに注意してください。CacheMetadata プロパティを設定して、メタデータをローカルに格納することをお勧めします。
接続に成功し、アダプターが実行するコマンドを定義することで、送信ポートを使用できるようになります。アプリケーションで一方向送信ポートを使用する例については、次のセクションを参照してください。アプリケーションはファイルに含まれているアップデートグラムコマンドを読み取り、送信ポートを使用してコマンドを実行します。
この例ではフィルターを利用して、アップデートグラムを含むメッセージを受信場所から送信ポートに移動します。フィルターについてのより詳しい説明は次のセクションを参照してください。
送信ポートを必要なメッセージに関連付けるには、その送信ポートのプロパティの[Filters]セクションでフィルタールールを作成します。条件に一致するメッセージは、送信ポートにルーティングされます。受信場所でのフィルタリングに関しては、次の例を参照してください。
このセクションでは、一方向送信ポートをアプリケーションで使用する方法について説明します。アプリケーションはファイルに含まれているアップデートグラムコマンドを読み取り、コマンドを実行します。
前の例と同様に次のステップでは、ファイルからアップデートグラムを読み取るための受信場所を設定し、送信ポートを使用してコマンドを実行する方法を説明します。