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Airtable ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからAirtable にデータ連携。
Airtable データにデータベースと同感覚でアクセスして、Airtable のTables に使い慣れたODBC インターフェースで双方向連携。
兵藤朋代
コンテンツスペシャリスト
ODBC Driver
SQL 開発ツールといえば「A5:SQL Mk-2」が有名です。Windows ODBC に強い!というイメージです。多くのエンジニアやIT 担当者に利用されています。 本記事では、Airtable データをCData ODBC Driver を使って、A5:SQL MK-2 からクエリする方法を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからAirtable ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。または、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定できます。
Airtable への接続には、APIKey、BaseId、TableNames のプロパティが必須です。ViewNames は任意項目でテーブルのビューを指定することができます。
「データベース」→「データベースの追加と削除」を開きます。
「64bit ODBCシステムデータソースを列挙する」にチェックを入れます。システムデータソースを利用するか、ユーザーデータソースを利用するかはどちらでもかまいません。
データベースとして、設定しているODBC DSN がツリービューで表示されます。CData ODBC Driver で設定されたDSN もここに表示されます。
「CData Airtable Sys」をダブルクリップします。データベースログイン画面が開くので、ODBC DSN 設定時に使ったAirtable のユーザーとパスワードでログインします。
Airtable のオブジェクトがテーブル・ビュー・ストアドプロシージャにモデル化されて表示されます。
テーブルを開いてみます。オブジェクトで利用できるデータがカラムとしてモデル化されています。それぞれのカラムにはデータ型の情報も付いています。
これでA5:SQL Mk2 でAirtable データがクエリできます。
対象のテーブル・ビューを右クリックして「SQL の作成」をクリックしてクエリ作成画面を開きます。
SELECT にチェックを入れます。とりあえず全カラムを指定して条件なしでクエリしてみます。
SQL クエリがA5M2 から生成されます。実行ボタンで実行するとAirtable の選択したオブジェクトがクエリされ、データがテーブルとして返されます。
次にフィルタリング条件を付けてみます。SQL の作成画面で「絞り込み条件に利用するカラム」をドロップダウンから選択します。以下の絞り込み条件付きのSQL 文がA5M2から生成されるので、WHERE 句に条件を書いて実行します。
--*DataTitle "Airtable"."(テーブル名)"
--*CaptionFromComment
SELECT
"Id" -- Id
, "LastName" -- LastName
, "FirstName" -- FirstName
, "Name" -- Name
, "Title" -- Title
, "Company" -- Company
, "Status" -- Status
, "Industry" -- Industry
FROM
"Airtable"."Lead"
WHERE
"Company" = '(フィルタリング条件を入力)'
同じ要領でSQL 作成UI から、SELECT だけでなく、INSERT、UPDATE、DELETE のクエリが作成できます。JOIN や集計クエリもANSI-92 のSQL で作れます。
このように、CData ODBC Drivers を使うことで、Airtable データを標準SQL でクエリすることができるようになります。是非、CData ODBC Drivers の30日の無償評価版 をお試しください。