ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →AlloyDB Driver の30日間無償トライアルをダウンロード
30日間の無償トライアルへCData
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Elasticsearch は、人気の分散型全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、30日の無償評価版をダウンロードしてあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。
この記事では、CData Driver for AlloyDB を使って、AlloyDB のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。
それでは、Logstash でElasticsearch にAlloyDB データの転送を行うための設定ファイルを作成していきます。
AlloyDB に接続するには、次の接続プロパティが必要です。
標準認証で接続する場合は、これ以上のアクションは必要ありません。
CData 製品がサポートしている他の認証方法では、AlloyDB サーバー上のpg_hba.conf ファイルで有効化する必要があります。
AlloyDB サーバーでの認証の設定については、こちらを参照してください。
MD5
pg_hba.conf ファイルのauth-method をmd5 に設定すると、MD5 パスワード検証を使用して認証できます。
SASL
CData 製品は、SASL(特にSCRAM-SHA-256)でパスワードを検証することで認証できます。
この認証方法を使用するには、pg_hba.conf ファイルのauth-method をscram-sha-256 に設定します。
Kerberos 認証は、CData 製品が接続を試行している際にAlloyDB サーバーで開始されます。この認証方法を有効化するには、AlloyDB サーバーでKerberos を設定します。AlloyDB サーバーでのKerberos 認証の設定を完了したら、CData 製品からKerberos 認証を行う方法については、ヘルプドキュメントの「Kerberos の使用」セクションを参照してください。
input { jdbc { jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.alloydb.jar" jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.alloydb.AlloyDBDriver" jdbc_connection_string => "jdbc:alloydb:User=alloydb;Password=admin;Database=alloydb;Server=127.0.0.1;Port=5432" jdbc_user => "" jdbc_password => "" schedule => "*/30 * * * * *" statement => "SELECT ShipName, ShipCity FROM Orders WHERE ShipCountry = 'USA'" } } output { Elasticsearch { index => "alloydb_Orders" document_id => "xxxx" } }
それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。
> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf
成功した旨のログが出ます。これでAlloyDB データがElasticsearch にロードされました。
例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。
GET alloydb_Orders/_search { "query": { "match_all": {} } }
データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。
CData JDBC Driver for AlloyDB をLogstash で使うことで、AlloyDB コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。