現在のAmazon S3 を組み込み型アナリティクスに提供します。
CData JDBC Driver for Amazon S3 は、Amazon S3 APIs への接続をデータドリブンJava アプリケーションに統合します。CData JDBC Driver for Amazon S3 をBIRT (Business Intelligence Reporting Tools) のプラットホームで使用することで、リアルタイムでデータの変更を反映するBIRT レポートを作成できます。
- Eclipse 用のBIRT Framework プラグインとDatabase Development プラグインをインストールします。
- [File]->[New]->[Report]と進みます。[Report Design perspective]が表示されます。
- [Data Explorer]で[Data Sources]を右クリックし、[New Data Source]をクリックします。
- [Following List]オプションから[Create from Data Source Type]を選択し、[JDBC Data Source]を選択します。
- [Manage Drivers]をクリックし、インストールフォルダのlib サブフォルダにあるドライバーのJAR を追加します。
- [Database URL]ボックスに、接続文字列を含む[JDBC URL]を入力します。
Amazon S3 リクエストを認可するには、管理者アカウントまたはカスタム権限を持つIAM ユーザーの認証情報を入力します。AccessKey をアクセスキーID に設定します。SecretKey をシークレットアクセスキーに設定します。
Note: AWS アカウント管理者として接続できますが、AWS サービスにアクセスするにはIAM ユーザー認証情報を使用することをお勧めします。
アクセスキーの取得
IAM ユーザーの資格情報を取得するには:
- IAM コンソールにサインインします。
- ナビゲーションペインで[ユーザー]を選択します。
- ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから[セキュリティ認証情報]タブを選択します。
AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには:
- ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
- アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで[My Security Credentials]を選択します。
- [Continue to Security Credentials]をクリックし、[Access Keys]セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成します。
AWS ロールとして認証
多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。RoleARN を指定することでAWS ロールを代わりに使用できます。これにより、本製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。
(すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、ロールを引き受けるIAM ユーザーのAccessKey とSecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey および SecretKey を指定する場合、ロールは使用できません。
SSO 認証
SSO 認証を必要とするユーザーおよびロールには、RoleARN およびPrincipalArn 接続プロパティを指定してください。各Identity Provider に固有のSSOProperties を指定し、AccessKey とSecretKey を空のままにする必要があります。これにより、本製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでSSO 認証情報を送信します。
ビルトイン接続文字列デザイナ
JDBC URL の構成については、Amazon S3 JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.amazons3.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
JDBC URL を構成する際に、Max Rows プロパティを定めることも可能です。これによって戻される行数を制限するため、可視化・レポートのデザイン設計時のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
以下は一般的なJDBC URL です。
jdbc:amazons3:AccessKey=a123;SecretKey=s123;
- [Data Sets]フォルダを右クリックし、[JDBC data source for Amazon S3]を選択します。
- 表示されるダイアログで、レポートのデータを取得するために使用するSELECT クエリを構築します。この記事では、以下のクエリを用います。
SELECT Name, OwnerId FROM ObjectsACL WHERE Name = 'TestBucket'
- [Palette]で、[Chart]をエディタにドラッグします。[Chart]ウィザードが表示されます。
- チャートタイプを選択した後、[Select Data]タブのチャートフィールドにカラムをドラッグします。
- [Run]->[View Report]->[In Web Viewer]とクリックして、レポートを表示します。
これによって、BIRT レポートがAmazon S3 の更新をすべて取得できるようになります。
レポートをアプリケーションサーバーに公開するには、ドライバーのJAR をBIRT Viewer のクラスパスに追加します。より詳しい説明は、Java アプリケーションサーバーにJDBC Driver をデプロイする方法について、CData KB を参照してください。