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詳細はこちら →DBeaver からAmazon Athena のデータに連携して可視化する方法とは?
クエリブラウザなどのDBeaver のビジュアルツールを使ってAmazon Athena のデータを管理する方法を解説します。
最終更新日:2024-03-08
この記事で実現できるAmazon Athena 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData JDBC Driver for AmazonAthena は、IDE からBI ツールまで、サードパーティーツールからAmazon Athena のデータの読み書きを可能にするJDBC 標準を提供します。本記事では、DBeaver のウィザードを使ってAmazon Athena のデータに接続し、GUI 上でデータを参照する方法を紹介します。
CData JDBC ドライバとは?
CData JDBC ドライバは、以下の特徴を持ったリアルタイムデータ接続ツールです。
- Amazon Athena をはじめとする、CRM、MA、グループウェア、広告、会計ツールなど多様な270種類以上のSaaS / DB に対応
- DBeaver を含む多様なアプリケーション、ツールにAmazon Athena のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData JDBC ドライバでは、1.データソースとしてAmazon Athena の接続を設定、2.DBeaver 側でJDBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData JDBC ドライバのインストールとAmazon Athena への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからAmazonAthena JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
次に、以下の手順でDBeaver にドライバーのJAR ファイルをロードします。
- DBeaver アプリケーションを開き、「データベース」メニューの「ドライバーマネジャー」オプションを選択します。「新規」をクリックして「新しいドライバを作成する」フォームを開きます。
- 設定タブで:
- ドライバ名をわかりやすい名前に設定します(例:CData JDBC Driver for Amazon Athena)。
- クラス名をJDBC ドライバーのクラス名「cdata.jdbc.amazonathena.AmazonAthenaDriver」に設定します。
- URL テンプレートをjdbc:amazonathena: に設定します。
- ライブラリタブで「ファイルを追加」をクリックし、インストールディレクトリ(C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Amazon Athena XXXX\)の「lib」フォルダに移動してJAR ファイル(cdata.jdbc.AmazonAthena.jar)を選択します。
Amazon Athena のデータの接続を作成
以下の手順で、認証情報およびその他の必要な接続プロパティを追加します。
- 「データベース」メニューで、「新しい接続」をクリックします。
- 表示される「新しい接続を作成する」 ウィザードで、先ほど作成したドライバー(例:CData JDBC Driver for Amazon Athena)を選択し、「次へ >」をクリックします。
- 設定ウィザードの一般タブで、以下を参考に必要な接続プロパティを使用してJDBC URL を設定します。
Amazon Athena 接続プロパティの取得・設定方法
Amazon Athena リクエストの認証には、アカウントの管理のクレデンシャルか、IAM ユーザーのカスタムPermission を設定します。 AccessKey にAccess Key Id、SecretKey にはSecret Access Key を設定します。
AWS アカウントアドミニストレータとしてアクセスできる場合でも、AWS サービスへの接続にはIAM ユーザークレデンシャルを使用することが推奨されます。
IAM ユーザーのクレデンシャル取得は以下のとおり:
- IAM コンソールにログイン。
- Navigation ペインで「ユーザー」を選択。
- ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択。
AWS ルートアカウントのクレデンシャル取得は以下のとおり:
- ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインイン。
- アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択。
- 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成。
EC2 インスタンスからの認証
EC2 インスタンスからCData 製品を使用していて、そのインスタンスにIAM ロールが割り当てられている場合は、認証にIAM ロールを使用できます。 これを行うには、UseEC2Roles をtrue に設定しAccessKey とSecretKey を空のままにします。 CData 製品は自動的にIAM ロールの認証情報を取得し、それらを使って認証します。
AWS ロールとして認証
多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。 代わりにRoleARN を指定してAWS ロールを使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。 (すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、役割を担うIAM ユーザーのAccessKeyと SecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey およびSecretKey を指定する場合、 ロールは使用できません。
MFA での認証
多要素認証を必要とするユーザーおよびロールには、MFASerialNumber およびMFAToken 接続プロパティを指定してください。 これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでMFA 認証情報を送信します。一時的な認証情報の有効期間 (デフォルトは3600秒)は、TemporaryTokenDuration プロパティを介して制御できます。
Amazon Athena への接続
AccessKey とSecretKey プロパティに加え、Database、S3StagingDirectory、Region を設定します。Region をAmazon Athena データがホストされているリージョンに設定します。S3StagingDirectory をクエリの結果を格納したいS3内のフォルダに設定します。
接続にDatabase が設定されていない場合は、CData 製品はAmazon Athena に設定されているデフォルトデータベースに接続します。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成の補助として、Amazon Athena JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.amazonathena.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
一般的な接続文字列:
jdbc:amazonathena:AccessKey='a123';SecretKey='s123';Region='IRELAND';Database='sampledb';S3StagingDirectory='s3://bucket/staging/';
- 「テスト接続」をクリックして、接続が正しく設定されていることを確認します。
- 「終了」をクリックします。
Amazon Athena のデータにクエリを実行
これで、接続できたことで公開されたテーブルのデータにクエリを実行できるようになりました。テーブルを右クリックし、「ビュー表」をクリックします。「データ」タブでデータを確認できます。
