CData FireDAC Components for Azure Table を使用して、RAD Studio Data Explorer でAzure Table を表示する方法
Embarcadero RAD Studio は、Delphi およびC++Builder アプリケーション用の開発環境を提供します。CData FireDAC Components for Azure Table を利用してRAD Studio 内のライブAzure Table にアクセスし、データの取得と更新の両方に使用できるテーブル、ビュー、ストアドプロシージャにデータを抽象化します。この記事では、Data Explorer を使用したAzure Table への接続について説明します。
Data Explorer を使用してAzure Table データに接続する
CData FireDAC Components for Azure Table と新しいVCL フォームアプリケーションを利用して、Azure Table を表示するための簡単なアプリケーションを作成できます。
- RAD Studio で[Data Explorer]を開き、[FireDAC]を展開します。
[CData Azure Table Data Source]で右クリックし、[Add New Connection]をクリックします。
- 接続に名前を付けます。
必要なパラメータを入力し、[OK]をクリックします。
Account プロパティをストレージアカウント名に設定し、ストレージアカウントのAccessKey を設定して接続します。これらの値を取得する方法は次のとおりです。
ストレージをBackend として使用している場合(デフォルト):
- [Azure]ポータルにログインし、左側の[サービス]メニューで[ストレージアカウント]を選択します。
- ストレージアカウントがない場合は、[追加]ボタンをクリックしてアカウントを作成します。
- 使用するストレージアカウントのリンクをクリックし、[設定]の[アクセスキー]を選択します。 [アクセスキー]ウィンドウには、ストレージアカウント名と本製品で使用するキー(接続にはkey1またはkey2のどちらかを使用できます)が含まれています。これらのプロパティは、それぞれAccount とAccessKey 接続プロパティにマッピングされます。
- [Azure]ポータルにログインし、左側の[サービス]メニューで[Azure Cosmos DB]を選択します。
- 使用するCosmos DB アカウントのリンクをクリックし、[設定]の[接続文字列]を選択します。 [接続文字列]ウィンドウには、Cosmos DB アカウント名と本製品で使用する主キーが含まれています。これらのプロパティは、それぞれAccount とAccessKey 接続プロパティにマッピングされます。
- [Data Explorer]に戻り、接続のテーブルを展開します。
新しいVCL フォームアプリケーションを作成し、テーブル (例: NorthwindProducts) をフォームにドラッグします。
- フォーム上のNorthwindProductsテーブルオブジェクトを選択し、[Active]プロパティを[true]に設定します。
[object]を右クリックして視覚的にバインドし、すべて(*)を新しいコントロール(TStringGrid)にリンクします。
TStringGrid をフォームに配置し、アプリケーションを実行してNorthwindProducts データを確認します。