ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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この記事では、CData BizTalk Adapter for AzureDevOps で実行できるアップデートグラムを作成します。設計したスキーマは、インサート、アップデート、デリートのアップデートグラムを作成するためのテンプレートとして使用します。
[Add Adapter] ウィザードから、アダプターをVisual Studio のBizTalk サーバープロジェクトに追加します。アダプターを使って、修正したいテーブルに関するAzure DevOps のメタデータをクエリします。
以下のステップに従って、Visual Studio のBizTalk サーバープロジェクトでスキーマを作成します。
AuthScheme=Basic;Organization=MyAzureDevOpsOrganization;ProjectId=MyProjectId;PersonalAccessToken=MyPAT;
Azure DevOps アカウントに接続するには、Profile -> Organizations に移動して、アカウント内の組織名であるOrganization を指定します。
例: Organization=MyAzureDevOpsOrganization
NOTE :Analytics スキーマに接続する場合は、Organization と一緒にProjectId を指定する必要があります。
接続プロパティの詳細は、ヘルプドキュメントの"BizTalk Configuration" チャプターを参照してください。
Noteアップデートグラムを作成する際、修正はスキーマに含ませたカラムに限定されます。
アップデートグラムスキーマの作成後、アップデートグラムを生成する.xsd ファイルを使用できます。.xsd ファイルを右クリックし、[Generate Instance]を選択します。このファイルは、アップデートグラムを手動で作成するテンプレートとして使用することもできます。以下は、インサート、アップデート、デリートそれぞれに生成されたアップデートグラムインスタンスの例です。
まず、インサートの一例です。このインスタンスでは、データの変化を指定するafter ブロックのみを扱います。
<ns0:parameters xmlns:ns0="http://www.cdata.com/jp/AzureDevOpsProvider">
<ns0:sync>
<ns0:before></ns0:before>
<ns0:after>
<ns0:Builds Id="Id_0" BuildNumber="BuildNumber_1" />
</ns0:after>
</ns0:sync>
</ns0:parameters>
次に、アップデートの一例です。このインスタンスでは、before ブロック(テーブルに存在するデータ)と、after ブロック(データの変化)の両方を扱います。
<ns0:parameters xmlns:ns0="http://www.cdata.com/jp/AzureDevOpsProvider">
<ns0:sync>
<ns0:before>
<ns0:Builds Id=001d000000YBRseAAH></ns0:Builds>
</ns0:before>
<ns0:after>
<ns0:Builds Id="Id_0" BuildNumber="BuildNumber_1" ></ns0:Builds>
</ns0:after>
</ns0:sync>
</ns0:parameters>
最後に、デリートの一例です。after ブロックは空になり、アイテムを除去していることを示します。
<ns0:parameters xmlns:ns0="http://www.cdata.com/jp/AzureDevOpsProvider">
<ns0:sync>
<ns0:before>
<ns0:Builds Id=001d000000YBRseAAH></ns0:Builds>
</ns0:before>
<ns0:after></ns0:after>
</ns0:sync>
</ns0:parameters>
Azure DevOps レコードのインサート、アップデート、デリートにアップデートグラムを使用するには、こちらのチュートリアルをご覧ください。