こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Amazon QuickSight ではクラウド上でインタラクティブなダッシュボードを作成できます。CData Connect Cloud と組み合わせると、ビジュアライゼーションやダッシュボード用にAzure DevOps データにクラウドベースでアクセスできます。この記事では、Connect Cloud でAzure DevOps に接続し、Amazon QuickSight でAzure DevOps データにアクセスしダッシュボードを構築する方法を説明します。
CData Connect Cloud とは?
CData Connect Cloud は、以下のような特徴を持ったクラウド型のリアルタイムデータ連携製品です。
- SaaS やクラウドデータベースを中心とする150種類以上のデータソース
- BI、アナリティクス、ETL、ローコードツールなど30種類以上のツールやアプリケーションから利用可能
- リアルタイムのデータ接続に対応。データの複製を作る必要はありません
- ノーコードでシンプルな設定
詳しくは、こちらの製品資料をご確認ください。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud からAzure DevOps に接続する
CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルから「Azure DevOps」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Azure DevOps に接続します。
AzureDevOps 接続プロパティの取得・設定方法
Azure DevOps アカウントに接続するには、Profile -> Organizations に移動して、アカウント内の組織名であるOrganization を指定します。
例: Organization=MyAzureDevOpsOrganization
NOTE :Analytics スキーマに接続する場合は、Organization と一緒にProjectId を指定する必要があります。
Azure DevOps への認証
Basic
Organization とPersonalAccessToken を指定することで、Azure DevOps アカウントに接続できます。
パーソナルアクセストークンを生成するには、Azure DevOps Organization アカウントにログインし、Profile -> Personal Access Tokens
-> New Token に移動します。生成されたトークンが表示されます。
Azure AD
Azure ADは、OAuth を利用して認証する接続形式です。OAuth は、認証ユーザーがインターネットブラウザを使用してAzure DevOps と通信することを要求します。
CData 製品は、いくつかの方法でこれをサポートします。AuthScheme をAzureAD に設定し、Organization をAzure
DevOps の組織名に設定します。
詳しくは、ヘルプドキュメント の「Azure DevOps
への認証」セクションを参照してください。
- Create & Test をクリックします。
- Edit Azure DevOps Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、User Profile をクリックします。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
コネクションが構成されたら、Amazon QuickSight からAzure DevOps に接続できるようになります。
Azure DevOps データをSPICE にインポートしてインタラクティブなダッシュボードを作成する
以下のステップでは、Connect Cloud のAzure DevOps 接続をベースにした新しいデータセットの作成、データセットのSPICE へのインポート、およびデータからの簡単なビジュアライゼーションを構築する方法を説明します。
- Amazon QuickSight にログインし「データセット」をクリックします。
- 「新しいデータセット」をクリックし、データソースとしてSQL Server を選択しConnect Cloud のインスタンスへの接続を構成します。完了したら「データソースを作成」をクリックします。
- ビジュアライズ化したいテーブルを選択するか、データのカスタムSQL クエリを発行します。
- 「データの編集 / プレビュー」をクリックしデータセットをカスタマイズします。
- 「迅速な分析のために SPICE へインポート」を選択し「視覚化する」をクリックします。
- ビジュアライズしたいフィールドとタイプを選択します。
SPICE データセットの更新をスケジュールする
QuickSight のユーザーはSPICE にインポートしたデータセットの更新をスケジュールし、分析されるデータが最新で更新されたものだけであることを確認できます。
- QuickSight のホームページへ移動します。
- 「データの管理」をクリックします。
- 更新したいデータセットを選択します。
- 「更新をスケジュール」をクリックします。
- 「作成」をクリックし、更新スケジュール(タイムゾーン、繰り返しの頻度、開始日)を設定し、「作成」をクリックします。
クラウドアプリケーションからAzure DevOps データへのSQL アクセス
これで、Amazon QuickSigh ダッシュボードからAzure DevOps へ直接クラウドベースで接続できます。新しいビジュアライゼーションを作成したり、インタラクティブなダッシュボードを作成したりすることができます。Amazon QuickSight のようなクラウドアプリケーションで、100 を超えるSaaS、Big Data、NoSQL ソースのデータにライブアクセスする方法の詳細については、Connect Cloud ページを参照してください。