ColdFusion の標準的なデータアクセスコードでAzure Management にデータ連携。
CData JDBC Driver for Azure Management は、ColdFusion のrapid development tools を使ってAzure Management への接続をシームレスに統合します。この記事では、ColdFusion でAzure Management に連携しAzure Management テーブルをクエリする方法を説明します。
※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- Azure Management にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:Azure Management データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- Azure Management Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
ColdFusion にAzure Management のJDBC データソースを作成
下記の手順に従ってAzure Management データソースを作成し、ColdFusion アプリケーションへの連携を可能にします。
-
ドライバーのJAR および.lic ファイルを、インストールディレクトリから C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot\WEB-INF\lib にコピーします。
ドライバーのJAR およびlicense はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダに配置されています。
-
ドライバーをデータソースとして追加:
ColdFusion Administrator インターフェースで[Data & Services]ノードを展開し、[Data Sources]>[Add New Data Source]をクリックします。ダイアログが表示されたら、以下のプロパティを入力します。
- Data Source Name:データソースの名前を入力。名前はColdFusion 変数命名規則に一致する必要があります。
- Driver:[Other]を選択。
-
JDBC Driver のプロパティ設定:
JDBC URL:JDBC URL に接続プロパティを入力。JDBC のURL は以下で始まり jdbc:azuredatamanagement: 次に、セミコロン区切りでname=value ペアの接続プロパティを入力します。以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:azuredatamanagement:
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。次のプロパティを設定します。
SubscriptionId(オプション):Azure API Management エンドポイントにはサブスクリプションId が必要です。指定しない場合は、本製品はアカウントで使用可能な最初のサブスクリプションId を取得します。
Tenant(オプション):デフォルトと異なるテナントに認証したい場合は、テナントを指定できます。これは、デフォルトのテナントに所属していないSubscription と連携するために必要です。
接続すると、本製品はデフォルトブラウザでAzure Data Management OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、本製品にアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。- Driver Class:ドライバーのクラスを入力。ドライバークラスは、以下のとおりです。cdata.jdbc.azuredatamanagement.AzureDataManagementDriver
- Driver Name:ユーザー定義のドライバー名を入力。ドライバー名はColdFusion Administrator コンソールでデータソースを認識するために使われます。
- Username:認証するユーザーネームを入力。
- Password:認証するパスワードを入力。

[Actions] カラムのCData Azure Management データソースを有効にして、接続をテストできます。ステータスがOK になったら、Azure Management データソースを使うことができます。

クエリを実行
下記の手順に従って、Azure Management の基準に合ったレコードをクエリし、結果をHTML テーブルに出力する簡単なアプリケーションを作成します。
-
新規ColdFusion markup ファイルでクエリを定義:C:\ColdFusion10\cfusion\wwwroot directory for ColdFusion の.cfm ファイルに次のコードを入力:
<cfquery name="AzureDataManagementQuery" dataSource="CDataAzureDataManagement"> SELECT * FROM Subscriptions </cfquery>
Note:CData JDBC Drivers は、cfqueryparam エレメントを使ってパラメータ化されたクエリもサポートします。例:
<cfquery name="AzureDataManagementQuery" dataSource="CDataAzureDataManagement"> SELECT * FROM Subscriptions WHERE SubscriptionId = <cfqueryparam>fadc4-4cdaf-fadc4-4cdaf</cfqueryparam> </cfquery>
-
CFTable を使ってHTML にテーブルを出力:
<cftable query = "AzureDataManagementQuery" border = "1" colHeaders colSpacing = "2" headerLines = "2" HTMLTable maxRows = "500" startRow = "1"/> <cfcol header="<b>DisplayName</b>" align="Left" width=11 text="#DisplayName#"></cfcol> <cfcol header="<b>AuthorizationSource</b>" align="Left" width=19 text="#AuthorizationSource#"></cfcol> </cftable>
-
コードを実行してグリッドを表示します。
HTML 部分を含む以下のフルコードが利用できます。
<html>
<head><title>Hello World</title></head>
<body>
<cfoutput>#ucase("hello world")#</cfoutput>
<cfquery name="AzureDataManagementQuery" dataSource="CDataAzureDataManagement">
SELECT * FROM Subscriptions
</cfquery>
<cftable
query = "AzureDataManagementQuery"
border = "1"
colHeaders
colSpacing = "2"
headerLines = "2"
HTMLTable
maxRows = "500"
startRow = "1">
<cfcol header="<b>DisplayName</b>" align="Left" width=11 text="#DisplayName#"></cfcol>
<cfcol header="<b>AuthorizationSource</b>" align="Left" width=19 text="#AuthorizationSource#"></cfcol>
</cftable>
</body>
</html>