Pentaho BI ツールでAzure Management のレポートを作成。
CData JDBC Driver for Azure Management はダッシュボードや帳票ツールからリアルタイムAzure Management データへの連携を可能にします。この記事では、Azure Management をJDBC データソースとして接続する方法と、Pentaho でAzure Management を元に帳票を作成する方法を説明します。
接続と帳票の作成
- インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内のJAR ファイルをコピーし、Pentaho のディレクトリ内の\Report-Designer\lib\jdbc\ フォルダに配置します。
- \Report-Designer\ フォルダのreport-designer.bat ファイルを起動し、Report-Designer UI を開きます。
以下の手順でドライバーを新しいデータソースに設定します。[Data]>[Add Data Source]>[Advanced]>[JDBC (Custom)]とクリックし、新しいAzure Management 接続を作成します。ダイアログが表示されたら、次のように接続プロパティを設定します。
Custom Connection URL property:JDBC URL を入力。初めに以下を入力し jdbc:azuredatamanagement: 次にセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。次のプロパティを設定します。
SubscriptionId(オプション):Azure API Management エンドポイントにはサブスクリプションId が必要です。指定しない場合は、本製品はアカウントで使用可能な最初のサブスクリプションId を取得します。
Tenant(オプション):デフォルトと異なるテナントに認証したい場合は、テナントを指定できます。これは、デフォルトのテナントに所属していないSubscription と連携するために必要です。
接続すると、本製品はデフォルトブラウザでAzure Data Management OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、本製品にアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:azuredatamanagement:
- Custom Driver Class Name:cdata.jdbc.azuredatamanagement.AzureDataManagementDriver と入力。
- User Name:認証するユーザーネーム。
- Password:認証するパスワード。
レポートに Azure Management データを追加
これで、Azure Management の帳票を作成する準備が整いました。
-
帳票にAzure Management データソースを追加します:[Data]>[Add Data Source]>[JDBC]をクリックし、データソースを選択します。
クエリを設定します。この記事では次を使います:
SELECT DisplayName, AuthorizationSource FROM Subscriptions
- 帳票にチャートをドラッグし、ダブルクリックしてチャートを編集します。帳票を実行して、チャートを表示します。このクエリ結果を使って、Subscriptions テーブルのシンプルなチャートを作成することができます。
- 帳票を実行して、チャートを見てみましょう。
